似非気象予報士の最近のブログ記事
2006年2月15日
Flash AMeDASがライブドアで紹介されたよ
http://weather.livedoor.com/weather_hacks/
やるじゃんはげ。
不具合がまだまだたくさんある。
最終的にはウィジットのような活用方法を考えてる。
そのためのソフトを昨晩購入。
手始めに、別のWeather Hacksでやってみる。
mixiでTさんやうえきさんとRSSをいかに早く入手するかという方法について、話す(というかアドバイスもらいまくり)。
Flashだけだったらいずれにしてもクロスサイトスクリプティングというセキュリティ制限に引っかかってしまうため、
Flashが実行されているサーバーへRSSをキャッシュさせなければならない。
これをやれば、アメダスの履歴も出せるようになる。
とりあえず、こういったデータを公開してくれたライブドアと気象予報士の通信教育でおなじみ、ハレックスの中の人に、 この場を借りてお礼申し上げたい。
Flash AMeDAS
できあがったのでトラバっとく。
セキュリティの制限でネット上ではうごかんので、ローカルに落として動かしてください。
http://0728.net/testspace/weatherhacks/weatherRSS.exe
http://0728.net/testspace/weatherhacks/weatherRSS.hqx
適宜バージョンアップしていくつもりだけど、2月のスケジュールが殺人級になってきてるので、今月はさわれないかなぁ。
2006年2月 9日
Weather Hacks
http://weather.livedoor.com/weather_hacks/
いいねぇいいねぇ。すこぶるいいねぇ。
気象情報をRSSで取得することができるサービスなのだけど、様々なRSSをガンガンとっていけば、
それなりの気象情報(一般向け)をリリースできる。
個人的に利用価値があるのはアメダスのRSS。アメダスはピンポイントリアルタイム気象情報で、予報ではない。
でも、予報に活用できる重要なデータであるわけだ。
これは利用価値が高い。情報ソースも信頼できる筋(といってもだ、大元は気象庁だ)だし、
RSSを利用することでいろんなプログラムで活用できる。
僕はとりあえずFlashでやってみている。
アメダスのRSSのリストのRSSを作ってくれんか?→ライブドア担当者様。
今は地点定義表からidみたいなのを引っ張ってきて置換して…って面倒なのよ。
2005年12月31日
電車脱線事故とダウンバースト
強風で電車が吹き飛ばされるなんて考えられるのだろうか。
最近、脱線事故のニュースを見ていたら「マイクロバーストが起きていた可能性がある」という仮説が出てきていた。
というか、それ以外にはもう、説明のしようがないんだろう。
通常、積乱雲内部では上昇気流が発生しているのだけど、時折、強烈な下降気流が発生することがあり、
その下降気流が地面にぶつかって広がることで、運悪くその真下に当たる地域に甚大な被害をもたらす。
最大風速は90m/sに達することもある。想像を絶する世界である。
マイクロバーストというのはダウンバーストと呼ばれる現象の広がりが半径4km未満タイプのもの。
逆に半径4km以上のタイプはマクロバーストと呼ばれるけど、ひっくるめてダウンバーストと呼ぶ。
ダウンバーストが有名になったのはアメリカの航空事故で、
着陸直前の飛行機が突然墜落してしまったという事故の原因をミスタートルネードの藤田哲也氏が解明したところにある。
藤田氏はその後、ドップラーレーダーを用いて、ダウンバーストを事前に予測できることを立証したので、
今は空港にドップラーレーダーは欠かせない存在になっている。
言い換えればドップラーレーダーを用いなければダウンバーストの前兆を知ることができないわけで、
特急の運転士がそれに気づかなかったと言っても何ら不思議ではない。
事故が起きた当初は、運転士が強風の前兆を把握できなかったのを責める向きもあったけど、今はそういう人は少ない。
すでに事故調査委員会にはダウンバーストによる航空事故の専門家が入っているようなので、早急な原因解明を望む。
風速がどれぐらいあれば電車が脱線するような被害があるのか、手元に資料がないのだけども、JRには風速○m/s以上が観測されれば、
運転を見合わせることといった取り決めがあるはずで、
その○m/s以上だと脱線などの危険な事故が発生する可能性が考えられると言うことなんだろう。
台風がちょいと接近しただけで運転を見合わせることもあるのだから、たぶんその○は30とかそういう値なんだと思う。で、
事故の原因がマクロバーストであれば、少なくともJRが危険だと想定している倍の風速(風速エネルギーは3乗するらしいので、
倍だと8倍になるね)エネルギーがかかったことになる。
僕が初めてダウンバーストの実例を見たのは実はごく最近で、森林帯の中に突如現れた開拓地みたいな写真だった。
「なんすか?これ。」と写真の説明を見たら、ダウンバーストによる強風で森がそっくり吹き飛ばされたのだと。日本国内での話である。
ダウンバーストの特徴は局所的で短時間に強風が吹き荒れることにある。
脱線事故の原因をマイクロバーストとする説は、僕は妥当だと思っている。しかしそれは、
鉄道の運用面に様々な問題を提起することにつながりそう。
路線毎にドップラーレーダー設置(1基20億円ぐらいするらしい)するわけにも行かないし。
2005年6月13日
竜巻の規模
日本はあまり竜巻にお目にかかれないのだけど、竜巻の規模を示すFスケール(F3とかF4とかいう。
)のFは実は日本人の名前が付いてる。考えた人が日本人だから。
で、その名前が思い出せなくて、調べてたらあったあった。
フジタスケールだ。
ミスタートルネードって呼ばれてた藤田哲也シカゴ大名誉教授。
ちょっと興味深いのが世界各地での竜巻の呼び方。
ロシアでは「スミリッチ」。もてない金持ちのあだ名みたいだ。
ドイツ・フランスでは「トロンベ」。イタリア・スペインでは「トロンバ」さすが、発音が似てる。
で、特筆すべきはフィルピンでの呼び名。
イポイポ
よりによってイポイポ…
「イポイポ has come! Danger! Danger!」とか言うのかな。
2005年5月16日
イエローストーン国立公園の馬鹿でかい間欠泉を体育座りで待つライブカメラ
http://www.nps.gov/yell/oldfaithfulcam.htm
ちゃんと予定時刻も載ってる。
30秒更新。
間欠泉は80分ごとらしいです。
船舶気象通報
http://www.kaiho.mlit.go.jp/05kanku/osaka/kisyou/
大阪湾を航行する船舶向けに出される情報なのだけど、5分間隔でなかなか便利。
カイトフライヤー向けともいえる。
大阪市周辺の降雨情報はオークレーダ。
http://www.city.osaka.jp/ame/kouu/kouu60.html
これ、最強。
2005年4月 3日
季節の変わり目
なんだか調子が悪く、家でおとなしくしていたら遠くから雷鳴が聞こえてきた。
早速我が家のサーバーにリモートで接続して、雷の動きをモニターしたら、自宅を中心に西と南に雷雲があり、それぞれ東に移動しているらしい。
DATレコーダーと3Dマイクを持って窓を開けて、頭を外へ。
立体録音するには、自分の耳を使わなきゃならない。
吹き付ける雨と風。しばらく待つが不発に終わり、寒さのせいかトイレに行きたくなった。用を足しているとどでかい1発が鳴る。
なんということか。
また寒いのに外に顔を出すけど、不発に終わり、気が付いたら頭部びしょぬれで、ますます体調を悪くしそうだった。
たまらずシャワーを浴びようとしたところでまた1発。
散々雷に嫌われてる。
検知ソフトの画面によれば、雷の勢いは衰えているようだったので、観測を終了して撤収。
これが、春の訪れを知らせる雷だといいな。そしてこれが、僕のシーズンの始まりなわけだ。今年こそ、どでかい積乱雲をこの手に収める。
2005年3月 8日
MSAT静止軌道に。愛称は「ひまわり6号」
また「ひまわり」かよ。
まぁ、お天気を連想させるいい名前だと思うし、ひまわりの映像って広く認知されてるしね。
「あさがお」だったらものすごい勢いで雨降りそうだし、「つばき」だとものすごい勢いで落ちてきそうだし。「さつき」
だと妹がいなくなって大変な目に遭いそうだし、「バジル」だとメンテナンスを怠るとボウボウに生い茂りそうだし。
木の名前つけたらかっこいいな。「くす」とか「とち」とか「メタセコイア」とか。
某掲示板では気象衛星のネーミングライツを売ってみるのはどうかという意見があった。まーたしかに、
軍事衛星とかはあまり目立たない存在であるけども、気象衛星はいろんな人の生活に密着しているわけだから、命名権を誰かに売って、
その利益を開発費に回したりすればいいんじゃないかなって思う。
こういうのに税金使うのは大賛成なのだけど、それでもお金が無くて大変そうなのだから、命名権を1年単位でライセンスするとか、
配信映像に企業ロゴなどを挟み込むとか、やればいいのに。
誰も文句言わないって。
2005年1月20日
さむいっすね
今日は二十四節季の「大寒」なんだそうで。あまりあてにならない季節の目安だと思っていたら、いきなり本気で寒くなるんだもん。 びっくりですよ。結局、今冬も「やれば出来る子」だったわけです。
最近は夜はスプライト観測なぞやってみたりしてるわけですが、今夜はなかなか、まれに見るエクセレントコンディションです。
北側には雷雲があり、うちの近所は快晴!スプライトが出さえすれば捕捉可能です。レンズは20mmをチョイス。
画角の広さにモノを言わせます。
で、雷の検出結果を見ながらカメラの方向を調整したりするんですが、 今さっき北東に向けてたカメラを北に変えようと窓を開けたんですよ。
寒!
何この寒さ!
カメラも三脚もメチャクチャいい具合に冷えてますよ。
雲台を操作する手も一瞬で悴みます。やばいです。
あー雲台をマンフロ405にしておいてよかった。普通の雲台だったらやれ水平だのなんだのださんといかんでしょ。ネジ緩めて締めての連続。
嫌になりますよ。
405だったらノブをくるくる回してはい終わり。だてにカメラより重い雲台じゃないですよ。こういうときに真価を発揮してもらわないと、
燃えないゴミに出してますよ。
観測の傍ら、新しい凧を探したりある学校のサイトの画面設計をやったりしてます。あ、こうしているうちに雷が落ち着いてきました。
風が出てきたし、今日はもう潮時でしょうか。
そういえば、スプライトはまだ撮れてないんですが、昨日、流星をキャッチしました。
カメラをどこに向けても飛行機が入ってしまってイライラしてるんですが(しかも伊丹空港の離発着時刻を過ぎても、国際線とかがガンガン飛ぶ。
)、さすがに深夜はあまりそういう飛行機が無いんです。
なのに、飛行機みたいな跡が写真に出ていて、調べてみたところ流星だったと。
流星が写るならスプライトも写るだろうってことで、露出設定はその流星の時のまま固定してあります。
いよいよ冬も本番。
風はやってるみたいだし、皆さんお体には気をつけて。
2005年1月19日
宇宙天気ニュース
http://www2.nict.go.jp/dk/c231/shino/swnews/swnews.html
衛星の観測データを用いた、太陽風、フレア、磁気嵐などの情報を提供するサイト。宇宙って事でなかなかスケールが大きいです。
例えば「太陽風が非常に高速です(950km/秒)。」とか。
秒速950kmって時速342万キロ。速すぎ。
光は秒速30万キロ。それに比べたら遅すぎ。太陽風がんばれ!超がんばれ!
利用者は宇宙線に関係する現象を観測している人など。オーロラも含まれます。なので、 先日のオーロラライブのサイトなどにもリンクされてます。リンク集としても秀逸の出来と言えるのですが、僕が気になったのは…
2005年1月13日
なるか?世界初の快挙
アマチュア観測による、超高層発光現象のスチル撮影に挑戦中。
実は我が家はこの観測に非常に適した環境にあるのだ。
近畿での超高層発光現象(スプライトっていうんだよ)は主に石川県沖などで発生し、
我が家から真北あるいは北北東など障害物がほとんど無い方角に見ることができる。
そして僕の仕事部屋は北向きに窓があり、その窓には「機材を設置してください」と言わんばかりのスペースがある。
以前、雲の動画を撮ったのもここ。
スプライトの発光する場所は距離にして200km〓400kmぐらい。高度が数万キロ。
観測には本来、ビデオ機材を使うのだけど、うちではわざわざビデオ機材を用意できないし、
できたとしてもPCに取り込む環境がない(アナログキャプチャになるから)。VX2000だと暗すぎて話にならない。
そこで、D70を長時間露出設定にし、Nikon Camera Controlを介してインターバル撮影して、
運良く露光中に光ったスプライトを捉えようというのだ。
露光時間は8秒。ファイルの転送に2秒。この2秒の間に光られるとアウトなわけだけど、10秒のうち8秒もチャンスがあるわけだから、
僕はこっちに賭けたい。
スチルカメラはビデオと違ってタイミングを逃す可能性がある分、解像度では負けない。念のため時間はとるけど、高解像度故の形状、 色など詳しい情報が取れるので、学術的にも非常に重要な資料になることは確実である。
撮れたら褒めて。
その前に機材壊しそうだけど。
副産物(火球とか流星とか)が撮れたらこことかで紹介します。
ちなみに、
http://salmon.nict.go.jp/awc/contents/
ここでもデジカメを使った観測が行われてます。こちらはオーロラ。ライブだぞ。
僕が見たときはオーロラ光ってたぞ。
2004年12月24日
雷検出ネットワーク(仮)β
FireFoxのエントリを書いてたらあるフォーラムのグループメンバーになったというメールがきてた。
フォーラムをみてみたら、日本にある5つの(え?5つ?1つ増えてるよ!)雷検出データから、正確な雷の位置を三角測量により求めるシステムをローンチするって話でした。
「シングルアンテナだから」なんてもう、馬鹿にできなくしてやる。
検出に有利な土地に引っ越してやる(無理ですが)。
サーバーは東京に設置して、観測データ送信用のクライアントシステムを各マシンに導入ってするらしいんですけど、残念ながらβテスト中は一般への公開ができないそうです。
僕や関係者の周りの人なら見る機会があると思いますけど…
2004年11月 1日
地震雲
大きな地震が起こるたびに騒ぎ立てられる地震雲。でも本当にそれは存在するのでしょうか?
僕は「存在するわけ無いじゃん」派です。もとい。「ふーん」派。はっきり言ってどうでもいい。
理由はいくつかあります。
1:地震雲観測が得意とされるグループが未だかつて地震雲を観測し、それを事前に公表したことがない。(つまり、地震後にそれっぽいデータを示している後出しジャンケン)
2:地震のエネルギーは強大なのは想像に難くないが、それが雲となって現れる過程に不透明な面が多すぎる。
3:地震雲だとされる雲のほとんどは、一般的に観測される雲と同一である。
4:気象庁は地震と雲の関係について、現在は否定の立場をとっている。
ってところです。
もちろん、地震雲を研究していくことには賛成です。ロマンがあるし。僕自身も空の表情が何らかの兆候を示すのではないかと思ったことがあります。
光化学スモッグにしてもそうだし、光害と呼ばれるものもそうだし。ただ、それらは空に直接何かが起きていることを示す現象であり、地震のように地中深くで起きている現象が空にまで影響を及ぼすのかどうか、はっきりしてません。
zakzakには地震雲発生の過程が書かれています。ちょっと引用します。
--
「地震の前に、地下から放射性ガス(ラドンガス)が出てきて、鉛のように金属微粒子に変わる。非常に小さい分子レベルになって、非常に強い電気を帯び、自身はプラスに転化するので、周りにマイナスイオンをくっつける。マイナスイオンの代表的なものは水状のもので、雪だるま式に大きくなり、それが地表に向かって高さ1000メートルぐらいのところで集まって滞留すると、平板状などの雲になる」
これらの地震雲については、元が地下からの放射性ガスであるため、「地表でも放射線を測れる」という。さらに、金属微粒子が光を通しにくい性質を持っているため、「波長の短い青を吸収し、波長が長い赤い色に、雲のふちが染まっているように見えたりすることもある」とされる。
--
前半の小難しい話はどうでもいいです。
まぁ、zakzakの記事につっこみを入れても仕方ないんですけど、一言突っ込むなら
「地表でも測定可能な放射性ガスが噴出するなら、雲の生成を待たずとも、放射線を検出して予測に使えばいいだけじゃないの?」
となるわけです。
で、それらがすでに実用化されていてもいい気がするんですが、実用化されてません。
で、1の理由に書いた後出しジャンケンです。後出しジャンケンって絶対勝てるじゃないですか。相手の手を知ってるから。それと同じで、事が起きてから過去の観測データを調べて、「あれと、これが地震雲だった!」って言えばいいんです。簡単でしょ?
空が赤かった、とか月が赤かったとか、そういうよくある現象ですらも兆候として見ることができます。偶然数日前後に起きればいいんですから。
ただ、地震雲っていって出される写真はどれもいいのが多いので、僕は雲のことよりもその作品自体にコメントしてしまいます。
予測でなく観測レベルでは地下からある種の電波のようなものが検出されたり、地震が起きた瞬間に雷のようなノイズが検出されることはあるようです。
石英かなにか叩き割ると電気が流れるじゃないですか。地下に花崗岩があり、それが割れることによって発生する電気が検出されるとすれば、これは信憑性有りですよね。
ただ、地震が起きたそのときにしか検出されないから、予測には使えないですよね…
2004年9月18日
4号キター!
山口県のしゃあさんがBoltek+NexStormのゴールデンコンビのシステムを立ち上げました。国内4例目(たぶん)、西日本2例目です。
これで九州の人もより正確なデータを手に入れられるのではないかと思っています。
2004年9月14日
全日本包囲網
NexStormの開発をしているRelkoさんからメールが来て
「YO!はげ!元気してるかい?実はいま、ちょっとクールでナイスでキッチュなサーバーシステムを作ってるんだけどさ、検出結果のアーカイブを集めてるんだよ。でね、何が言いたいかというと、君が持ってるアーカイブを提供してくれないかなって思ってメールしたんだ!東京の二人はすでに送ってくれたよ!」
(※ホントは凄い丁寧で、この文面とはかけ離れていますので、念のため。)
と、何かやらかそうとしているらしい。
2004年9月 5日
雷レーダーの謎
9月4日は日本全国が雷に見舞われる、まれな雷列島だったようです。
うちでもあり得ないぐらいの雷を検出し、実測データをほしがっていた僕は不謹慎だとわかっていながらも喜んで雷雲を目視してました。
方角をチェックして、光と音から距離を割り出して…
あれれ、思った方向にあるはずの雷雲がレーダーに出ていません。
2004年8月29日
雷レーダーの正確性
謎です。
なぜかというと、設置してから雷雲に出会っていないので、ホントに合ってるかどうか謎なんです。
ただ、雨量レーダーや気象衛星のデータを見る限り、近くに発生した雷雲はきちんとキャッチできているようです。
雷をキャッチする仕組みはよくわかんないんですけど、おそらくあのアンテナボックスの中に指向性を持たせたアンテナがいくつか入っていて、それらが受けた電波を解析してパルスとか強さとか方向とかから方角と距離を出してるんだと思います。
設置前にこのアンテナがどんな電磁波に反応するかテストしたことがあるんですが、コンピューターのディスプレイに近づけた時に500kmぐらいのところに-CGを乱発させていました。そして180度方向にも似たようなプロットをしたことからも、電波の流入方向によっては、角度が180度反転する事があるようです。
まぁ、これはシングルアンテナでの限界だと思います。本来の観測は3点ぐらいの観測地のデータをあわせて出すらしいですから、到底個人の行える業ではありません。
雷バイノーラル録音をした音声をいくつか公開していますが、このときはうちにはレーダーがなくて、SonotaCoさんのを見せて頂いていたんですが、遠距離の雷をキャッチするには、それなりに大きい雷雲である必要があるようで、点の集まりにはなっていませんでした。
そういうことからも、600kmのレンジというのは条件付きでキャッチできる限界であるといえます。実際には無保証ながら1200kmレンジでの観測が行えるようになっています。
あとは時間とか関係あるのかな。
例えば夜になると電離層の最下層にあるD層が消えるので、電波が遠くに届くから…とか。でも夜って雷雲発生しにくそうだし。
こんなの出てくれたらうれしいんだけどな。
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2004年8月27日
英語メール
NexStormの開発元であるastrogenic社に「NexStorm使ったサイト立ち上げたから、リンクしてよ!」っていう馴れ馴れしいメールを出してみたら、
of とか by とか適当に使ってつないだ英文がちゃんと通じたらしい。
よかったよかった。
2004年8月26日
2004年8月25日
台風16号
なんか凄いの来てますね。
中心気圧910hpa、中心付近の風速55m/s。台風の和風クラス分けでは最高ランクの“猛烈な”。
スタンダードアンドプアーズ風に言うとAAAですか。台風格付けトリプルA!保険とかの格付けは保険金の支払い能力のようなものですが、台風の場合は破壊力ですから。
ピンポイントにゴミ政治家の家を吸い上げて、札束の雨を降らせてくれるなら大喜びなんですけどね。
でもこれ、ちょっとシャレにならんですよね。
日本各地はこれまでの台風やテーパリングクラウドによって傷だらけですから、直撃されたら復旧中のところはリセットされるし、瀕死のところはトドメ刺されるわけですから。
あと、台風がまだ遠くにあるからといって油断はできないです。
先の静岡豪雨では離れた位置にある台風の影響だったという分析結果が出ています。
十分注意してくださいね。
間違っても「台風の前後はおもしろい雲が出るから」って言って、OSAKABAYとか撮りに行かないようにね。
初めてのUFOCapture
雷レーダーの設置などで色々アドバイスをして頂いているSonotaCoさんは、知る人ぞ知る“UFOCapture”の開発者だ。
このソフトはPCに入力されている映像を監視して、何らかの変化(設定できたりする)があった場合、その時点から少し前からの映像をファイルとして書き出すというソフトだ。
色々使えるのでとても便利なんだけど、天文界では流星や火球の自動観測などに用いられている。
んで、雷の高々度発光現象(スプライトやエルブスなど)の自動観測にももってこいなのだ。
高感度CCDカメラなど特別な機材を用意するのが通例のようだけど、我が家のVX2000も問題なくUFOCaptureで動作する。
USBカメラでも良い。
で、早速一晩ぶん回してみた。結果、鳥が撮れた。
2004年8月24日
真珠母雲
セル板で「真珠母雲に萌えています」という方がいた。
聞いたことのない雲だったので、リンクされていた画像を見たら…
http://www.one43.com/travelin/antarctica/scenery.html
ここの夕焼けっぽい写真の右3つ。一見彩雲のように見えるけど、真珠を育てる貝(アコヤ貝)の裏側の色に似ていることから、真珠母雲って呼ばれているらしい。
やばいね。
これはやばい。
ひじょーにやばい。
ストームチェイスがしたくてダーウィンに行きたいと思ってたりするけど、北欧もいいな。
オーロラみたいなもんか?って思ってたら、どうも違うらしい。
2004年8月23日
Concept U*D Lightning information
我が家に設置できる気象観測機はこれぐらい。
ってことで、雷検知器(Lightning detector)を設置しました。今日からボチボチ本運用開始です。
いずれ、どこかに引っ越ししたらウェザーステーションを設置しようと目論んでます。
アンテナの調整(場合によっては南側ベランダに移設)や各地図の用意、データの照合などやることいっぱい。
なんでも、冬に全国の高校生がスプライト観測(雷雲の上空で発生する高々度発光現象)が行われるらしく、雷雲の検知に利用されるという話もあるみたいです。
さぁ、全国の高校生よ。雷もいいけど写真もね!
雷情報っていうリンクをメニューに追加しました。
雷レーダーを作ろう(アンテナ設置編)
やっとアンテナを立てた。
アンテナを立てないことには、データの検証もできないわけで、休みを利用してちょっとがんばってみた。
やはり鉄筋コンクリートの限界が見えてきた気がする。
アンテナを立てる上で最も気を遣ったことは
1:簡単に調整ができること
2:落下などの危険性が限りなくゼロであること
3:人に迷惑をかけないこと
である。
アマチュア無線の免許を持っていながら、まともに無線局を運用したことがない(借り物ではあるけど)ので、アンテナの知識はほとんどない(試験に出た内容も忘れたさ)。
BOLTEKが書いたマニュアルには以下のようなことが書かれてある。
“このアンテナはラジオ派を受信するようなものだから、木造家屋だったら屋内設置でも十分だよ。ただ、取り付けには金属を使っちゃ駄目だよ。ABSやPVCのパイプにつけてやるといいよ。
アンテナは真北を向けるんだよ。防水されてるけど、コネクタ部分は防水されてないから、カバーをつけてあげてね。”
とりあえず材料をホームセンターに買付に行った。
2004年8月21日
朝もはよから
何となく目が覚めたので、仕事してます。気分は徹夜明けです。
1日に何度か防災情報をチェックしてるんですけど、四国の南と関東の南に何かいますね。
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早速仮設置(っていうかころがしてるだけ)のレーダー君を見てみると、何となくキャッチしてるみたいです。
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でも、距離が全然違う。四国の南海上は本来300kmとか離れてるのに、なぜか100kmぐらいのところに400発/hぐらいの頻度で発生してます。うーん。懸念していた南側。
2004年8月20日
雷レーダーを作ろう(セットアップ編1)
とりあえず運用に必要な機材が揃った。早速PCIカードをマシンにインストールすることにする。
※カードは意外と大きい。省スペース型のマシンにインストールするのは至難の業。
うちで使っているサーバーマシンは星野金属製のパンドラとかいうキューブ型ケースだ。
キューブのくせにAGPとPCIスロットを持ち、3.5インチシャドウベイが1、5インチベイが2という当時としては画期的なスペックを誇っていた。
事前調査ではPCIカードの長さが176mmとあり、ケースにインストールできるカードの長さは172mmだった。つまり、インストールできないと言うことだ。
調べてみたところ、ハードディスクをマウントしている部分がPCIカードに干渉するようだったので、5インチベイにあるCD-Rドライブをはずし、そこにリムーバブルディスクケースを設置してハードディスクを移設すればいけるのではないかという結論に達した。
ところが、作業は意外なところで難航した。
2004年8月 7日
モクモクコレクション
空を眺めるのっていいよね。モクモク。
窓の外を眺めたら、入道雲3兄弟を発見。左からトレ、チメ、ディと名付ける(参考)。1時間で消滅。
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少しして厚い雲が青色に変わった。空が見えているようで、実は雲だ。でないと写真中央の光の筋の説明がつかない。
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下手に一戸建てに住んでしまうと、空を眺めることができなくなるかもしれない。そう思うと、マンション住まいもいいものだなって思えてくる。
2004年8月 6日
サザーランドさんからのメール
雷レーダーの注文で色々手こずっていたら「ここならスマートですよ」と別の店を紹介してもらえた。
パソコン屋さんだと思ってたら、さりげなく気象用機器も扱ってた。あちらでは需要があるのかな。まぁ、天気も投資対象になる時代だしな。
早速注文。DHLでお安い送料。
夜になって「セキュリティの都合上、もう少し情報が欲しい」とサザーランドって人からメールが来た。
請求書のコピーを添付して送り返したら「どうも」って返ってきた。
注文は受理され、入荷待ちになったようだ。いよいよレーダーを設置できる。
それにしてもサザーランドってよくある名字なのか?
キーファーしかしらないから、なんか「綾小路」とかのレアブルジョワ名字だと思ってた。
2004年8月 3日
2004年8月 1日
変な台風
1枚目はTOPの写真の別バージョンです。実は露出計の出た目そのままで撮ったんですが、スポット測光するポイントを間違っちゃって、アンダーになったんだけど、なんだかおもしろい写真になっちゃった。ってやつです。
もう1枚はつい先日撮ったものです。
台風が来てた金曜日に。
2004年7月26日
昨日の雷と雷を観測することの意味
南方で発生した物が山を越えていらっしゃったようなんですが、守口市のあたりでは雹が降ったらしいです。
普段は衰えた雷しか来ない大阪湾沿岸でもすごかった(雷雲大好きな筆者も逃げるほど)ので記録的なものだったのかもしれません。
郵便局出たところで嫁さんに「ほら、あれが積乱雲だよ」なんて言ってる余裕があった頃が懐かしかった。
今回の雷雲は防災情報のサイトではレーダーに映っていたので予測は出来たんですが、SonotaCoさんの雷レーダーには反応していませんでした。ポツポツと点では表示されてた。
理論上600kmの射程距離だけど、実効感度は400kmぐらいなのかもしれません。
なんにしても、直線距離で500kmほど離れた観測地で、測定結果の比較が出来るというのも非常に意味のある事じゃないかなって思ってます。
なんのためにあなたはレーダーを設置するのか。嫁さんにそう聞かれました。
2004年7月25日
身の危険を感じてバイノーラル
雷レーダーの設置ができてないのに、大阪に巨大雷雲が発生。まぁ、自然は待ってくれませんから。
郵便局に寄った帰りに雷雲を見つけ、とりあえず自宅の洗濯物を避難。窓から観察して見るも雷光は死角に入っちゃってたので撮影は断念。実家に行く用事があるので、カメラを設置したままにするのも突然の豪雨の対応できないのでパス。
かわりにバイノーラル用機材をカメラバックに詰め込んで出発。
実家にて雷雲の動きをレーダーなどで確認して、録音を開始。操作ミスでいい音を何度か逃すものの、目の前数キロにガンガン落雷する音を何とかキャッチできた。
ところが、マイクの限界を超えてしまったのか、音が割れてしまった。レベル自体はオーバーにならないように絞って録ったにもかかわらず。
音の衝撃は窓をふるわせるほどのもので、この条件で好きこのんで外に出てるのは僕だけだった。
さすがに雨が降り始めた時点で屋内に待避。
避雷針が近くにあっても落雷の危険はあるので、逃げるが勝ち。
あまり出来が良くないですがけど、いつものように続き読むでダウンロード。
ヘッドホン推奨。
2004年7月24日
雷レーダーを作ろう(準備編1)
あきれるのを通り越して涅槃の領域に達した嫁さんの視線をMATRIXのアンダーソン君のごとくかわしつつ、機材の選定や準備を開始。
U*Dの基本スタンスはこうだ。「やらずに後悔するよりも、やって後悔した方がいい」
とりあえず雷情報を発信するサーバーは自宅のWEBサーバー兼ストリーミングサーバー兼XMLソケット実験サーバーにさせることにした。
機材をどうするかって話は後回しにして、とりあえず地図を作ってみることにした。
うちを中心とした半径600kmの円。想像すらできない。
雷レーダーを作ろう
雷レーダーを見つけた。ほぼリアルタイムで。
http://hp.vector.co.jp/authors/VA034934/Lightning/
世の中すごい人がいるものだ。半径600kmもの範囲の雷をチェックできるなんてすごいよ。
と思っていたら、BOLTEKって会社が作ってるStorm Trackerなるものを利用しているという。
屋外(場合によっては屋内でも可)にアンテナを置いて、室内のPCで雷データをキャッチ、ソフトウェア上にプロットしていくというもの。
で、それをWEBに公開できるソフトもあるというのだからさぁ大変。
雷レーダーをこうも簡単に設置できるなんて夢にも思ってなかった。しかも前例が2件もあり、西日本では誰もやってないんだそうだ。
やるでしょ。
やらないわけにいかないでしょ。
半径600kmですよ。すでに東京で2つ設置されてるので、大阪に設置すれば本州をカバーですよ。とてもレアなリアルタイム雷情報を発信できるとですよ。
たまらんばい。
やるばい。
2004年7月16日
2004年7月12日
2004年7月11日
命をかけてバイノーラル
「今度は気象?ホントに懲りないわね」
彼女はあきれた顔で僕を見ていた。
「雲の写真を撮るんだから、どうしてもそうなるだろ」
僕はそう答えることしかできなかった。
(小説風)
昔から雷が好きで、いつかこの音を録ってやると思っていたら、意外と早くそのチャンスはやってきた。
雷の色形、音、すべてにおいて魅力を感じる。雷の音は自然界の広がりのようなものを感じられるし、遠くで鳴っている時は何となく涼しい気分になる。近くで鳴られると怖いけど。
雷とのつきあいは長い。
阿蘇では積乱雲の真下に入ってしまって、雷撮影を恐怖のあまり断念してしまった。
チャリ通時代は淀川の橋を渡っている間、四方八方で光りまくる雷に恐怖した。
地獄の台風直下東京-大阪オーバーナイトツーリングでも雷に囲まれてしまった。
今回は雷をバイノーラルで録音するという事をやってみた。同時にビデオ撮影も。自分の頭を使ってバイノーラルするので窓からずっと顔を出しておかなきゃならない。ビデオの映像をチェックして、雨でカメラが壊れないように注意しつつ、積乱雲の動きもチェックした。
10分更新のレーダー画像を見て、おおかたの雲の位置と動きを知ることができるので、そのチェックも欠かせない。
カメラもDATもずぶ濡れになってしまったけど、特に故障といったことは起きていない。僕とつきあう機材はこの程度で壊れてはいけない。
そうやって録った音です。ヘッドホンでお聞きください。近所の子供の悲鳴も入ってます(笑
↓続き読むでダウンロードです。
雷雲
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いやぁいい天気ですね。街中に日光が降り注いでいて…って夜7時?あれー?
雷がバッコンバッコン鳴りまくってたので「落雷してもいいや」とカメラを外にセッティング。撮影とバイノーラルによる録音を開始。
上の写真はビデオから書き出ししたものです。光った瞬間。自然の驚異ってやつですね。
雷雲の下に厚い雲の層があったようで、これのせいで光が拡散しちゃったんですね。なかなかきれいな稲妻を見ることができなかったんですが、かろうじで以下のものだけ何とか撮れました。
画像汚いですけど。
バイノーラルは後で公開します。
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機材情報
カメラ:SONY DCR-VX2000
レンズ:デラックスワイドコンバージョンレンズ
Firewire経由でFinalCutProでキャプチャし、フレームをPNGで書き出し。

