大きな地震が起こるたびに騒ぎ立てられる地震雲。でも本当にそれは存在するのでしょうか?
僕は「存在するわけ無いじゃん」派です。もとい。「ふーん」派。はっきり言ってどうでもいい。
理由はいくつかあります。
1:地震雲観測が得意とされるグループが未だかつて地震雲を観測し、それを事前に公表したことがない。(つまり、地震後にそれっぽいデータを示している後出しジャンケン)
2:地震のエネルギーは強大なのは想像に難くないが、それが雲となって現れる過程に不透明な面が多すぎる。
3:地震雲だとされる雲のほとんどは、一般的に観測される雲と同一である。
4:気象庁は地震と雲の関係について、現在は否定の立場をとっている。
ってところです。
もちろん、地震雲を研究していくことには賛成です。ロマンがあるし。僕自身も空の表情が何らかの兆候を示すのではないかと思ったことがあります。
光化学スモッグにしてもそうだし、光害と呼ばれるものもそうだし。ただ、それらは空に直接何かが起きていることを示す現象であり、地震のように地中深くで起きている現象が空にまで影響を及ぼすのかどうか、はっきりしてません。
zakzakには地震雲発生の過程が書かれています。ちょっと引用します。
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「地震の前に、地下から放射性ガス(ラドンガス)が出てきて、鉛のように金属微粒子に変わる。非常に小さい分子レベルになって、非常に強い電気を帯び、自身はプラスに転化するので、周りにマイナスイオンをくっつける。マイナスイオンの代表的なものは水状のもので、雪だるま式に大きくなり、それが地表に向かって高さ1000メートルぐらいのところで集まって滞留すると、平板状などの雲になる」
これらの地震雲については、元が地下からの放射性ガスであるため、「地表でも放射線を測れる」という。さらに、金属微粒子が光を通しにくい性質を持っているため、「波長の短い青を吸収し、波長が長い赤い色に、雲のふちが染まっているように見えたりすることもある」とされる。
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前半の小難しい話はどうでもいいです。
まぁ、zakzakの記事につっこみを入れても仕方ないんですけど、一言突っ込むなら
「地表でも測定可能な放射性ガスが噴出するなら、雲の生成を待たずとも、放射線を検出して予測に使えばいいだけじゃないの?」
となるわけです。
で、それらがすでに実用化されていてもいい気がするんですが、実用化されてません。
で、1の理由に書いた後出しジャンケンです。後出しジャンケンって絶対勝てるじゃないですか。相手の手を知ってるから。それと同じで、事が起きてから過去の観測データを調べて、「あれと、これが地震雲だった!」って言えばいいんです。簡単でしょ?
空が赤かった、とか月が赤かったとか、そういうよくある現象ですらも兆候として見ることができます。偶然数日前後に起きればいいんですから。
ただ、地震雲っていって出される写真はどれもいいのが多いので、僕は雲のことよりもその作品自体にコメントしてしまいます。
予測でなく観測レベルでは地下からある種の電波のようなものが検出されたり、地震が起きた瞬間に雷のようなノイズが検出されることはあるようです。
石英かなにか叩き割ると電気が流れるじゃないですか。地下に花崗岩があり、それが割れることによって発生する電気が検出されるとすれば、これは信憑性有りですよね。
ただ、地震が起きたそのときにしか検出されないから、予測には使えないですよね…