2010年6月アーカイブ

2010年6月22日

iOS4でシャッター音を静かにする方法

始めに言っておきますと、無音にする方法ではないです。無音にする方法は、ちょっぴり面倒だけどiPodを使えばできるようです。詳しくはコチラのサイトをご覧ください→http://www.lifehacker.jp/2010/06/100622ios4.html

僕は静かな環境で写真を撮る必要があるときは、いつもスピーカーに指をあてて撮ってたので、その紹介を以下に貼っておきます。

YouTubeにアップ終わった時ぐらいにlifehackerの記事に気がついた...もったいないから上げとく。

2010年6月18日

iPhone/iPad開発をこれから始める人へ、8冊ぐらい本を買ってみたのでレビューしてみる

iPhone開発をやるよーって言ってから1年。全く進化してないです。世にあるiPhone開発本は、C言語等を習得している人を対象としたものが多く、僕のようなECMAばかり書いてる人からするとちょっと敷居が高いんです。というか、たちの悪い方言を聞いてるみたいで、まったく頭に入ってこない。集中してやる時間がないってのもあるんですけど。

しかしまぁ、会社を作ってご飯を食べていきましょう!ってなると、iPhoneアプリを売ってみようって話にどうしてもなるわけです。なので今も歯を食いしばりながら、馴れないObjective-Cに馴れようとしてるところです。

とりあえず、関心だけはめっぽうあるので、店頭で気になった書籍をいろいろ買っているわけですが、何となくどの本も同じ事を書いている気がするので、今持っている8冊をレビューします。んで、どういう風にそれぞれの書籍を組み合わせていくか、そのあたりも書いてみたいと思います。

対象者は、C言語もしらない、ActionScriptやJavaScriptをちょっとやるぐらいの人。オブジェクト指向はたぶんわかってる。ではスタート。

−導入部

iPhone開発の流れをまず知る必要がありますよね。Flash開発をやるなら、Adobe Flashの本を買ってくるような、そんな気持ちで用意したいのがこの1冊。


"基礎からのiPhone SDK 改訂版" (鶴薗 賢吾)

すべてを網羅してるわけじゃないです。必要な部分をかいつまんで最低限解説。というノリ。しかしながらこれ一冊を読破して理解すれば、たいていのアプリは作れるようになってくるんじゃないかと思います。図版も豊富。
ポイントとしては、面倒くさがらずにチュートリアルを一つ一つこなしていくこと。

ある程度複雑なアプリを開発するようになってくると、XCodeベースだと追いつかない場合があります。もっとこう、動的にぶちかましたいっていう希望を叶えてくれるのがこの1冊。


"iPhone デベロッパーズ クックブック" (Erica Sadun)

かなり古い書籍。初期の頃の定番としてよく挙げられてた一冊でありますが、初心者向けではない。ある程度開発の流れがわかってきた人なら役に立つ部類です。それぞれのコンポーネントを詳しく解説してくれてもいます。所謂XCode使わない系の書籍としてはオライリーのiPhone SDK アプリケーション開発ガイドもよいかなと。

ソースが読めるようになるために

Objective-Cのソースは難読。といっても、これは僕の主観ですが、ECMA的に見ると「えっと、関数名がこれで、返り値がこれで、引数は…」と毎回毎回脳内コンバートを繰り返している始末。才能ないのかもしれない。
ということで、iPhone SDKに関わらずObjective-Cを理解するために使っているのがこの1冊。


たのしいCocoaプログラミング

始めに言っておくと、書籍名に「たのしい」とか書かれてしまうと、いつぞやのRubyブームを彷彿とさせるんですが、著者がカジュアルさを全面に引き出すための工夫なのか、ずっと口語体で語られます。これがちょっとつらい。
「たとえば、この関数を実行したい場合、必要な値はこれだと書かれているのだから、呼び出すときに一緒に渡してあげる必要があるんだ。」こんなノリでずっと続く。
基礎からのiPhone SDKでもObjective-Cの記法について触れられているけど、補助的にこの本を使っておけばいいと思う。

そしてさらに突き進む人にはこの1冊。


詳解 Objective-C 2.0

色からしてデキそうな印象。ある程度アプリはくめたけど、なんかこう、負荷を押さえたいんだよなーとか、もっとこう、エレガントに書けたらなーとか。プログラマーとしてのこだわりをしっかり昇華させるのに使いたい。ので、初心者と銘打ってる間はいらないと思う。高いし。でも置いてても損はないよ。合わせて逆引きObjective-Cも持ってるといいと思う。「あーしたいこーしたい」という希望をObjective-Cに置き換えて説明してくれる。でも初心者のうちは持ってても混乱するだけだと思う。クラスの実装とか知らないうちから逆引きしても意味がないでしょ?

−発展系

ある程度アプリもかけて、ソースも読めるようになってきた。次は自分のアイデアを以下に組み込んでいくか、そんなフェーズになってきます。クリエイターとしてのアイデアをいかにしてアプリに組み込んでいったのか、そんな思いをひしひしと感じられる1冊がこちら。


ユメみるiPhone

タイトルやデザインでちょっと損してる気がするのだけど、中身はまともです。ソースコードも出してくれているので、ここまでの書籍を読んできて理解しているなら、大丈夫でしょう。
アイデア主体の本なので、開発する訳じゃないけどって人にもお勧め。企画する人とかね。

なんと、ユメみるiPhoneの続編が出るらしい!その名も "iPhoneのオモチャ箱 iPhone SDKプログラミング" 。著者人も蒼々たるメンバー。これは期待。


"iPhoneのオモチャ箱 iPhone SDKプログラミング" (徳井 直生, 岡村 浩志, 笠谷 真也, 深津 貴之, 青木 太臣, 大宮 聡之, 瀬尾 浩二郎, バスケ, 宮川 義之)

さらに突っ込んだ、iPhoneアプリ ネットワーク+GPS プログラミングもなかなか濃いです。僕はこのあたりの書籍を発展系ってカテゴライズしているんですが、他にもiPhoneプログラミングUIKit詳解リファレンスってのもあります。これはいずれ買う。おそらくiPhone開発において、一番世話になるであろうUIKitを深く掘り下げた1冊です。

んで、iPad開発もやりたいんだけど、ってなったらこの1冊をどうぞ。


iPad プログラミングの作法

これ、読み物としてもなかなかいいです。リファレンスではないです。iPadではどう行ったUI設計をし、実装をしていくか、そうした場合のソースはどうなるのかってのをかいつまんで説明してくれています。初心者がこれを呼んでもまず実装できないです。書かれているサンプルコードを自分なりに置き換えて実装できるスキルを持ってる人むけ。iOS3.2から実装されたジェスチャや、iPhone/iPadのユニバーサルアプリの開発手法をいち早く紹介している書籍。
iPadアプリを企画する立場にいる人にも勧めたいです。

−ソースが丸々載っている書籍を買う時の注意

さっきも書いたのだけど、ソースが丸々載っているやつをそのままコピペしてアプリを作っていっても、あまり理解できないと思って、僕はソース丸々系の書籍にはまだ手をつけてない。ただ、ゲームを作る際とか、王道と言えるアルゴリズムをiPhone SDK的に解説してくれていたりするので、いずれは必要になるのかもしれないと思っている。
ソースをみれば理解が早まるって思っている人は、本を買うまえにAppleの公式サンプルソースを眺めた方がよっぽどいいと思うよ。
これと導入で紹介した4冊。これだけあればそこそこ作れる人になれると思ってる。

ただ、iPhoneの開発の流れをざっと知れて、定番アプリのソースをまるっと日本語で解説されている書籍を探しているなら、この1冊。


ライトウェイトプログラマのための iPhoneアプリ開発ガイド

レビューがさんざんだけど、いろんなソースコードをサクッと入手するにはいいんじゃないかなって思う。初心者向けではあるのだけど、やはりObjective-Cを詳しく解説する書籍と合わせて読むのがいいと思う。

で、結局今、どれを参考にしながら勉強してるかというと、この4冊がデスクに常備されている。

  1. 基礎からのiPhoneSDK 改訂版(最近は索引ばかり見てるけど、チュートリアルちゃんとやるようにしてる)
  2. iPad プログラミングの作法(軽いのでトイレとかに持ち込んだりして読む)
  3. iPhone デベロッパーズクックブック(色あせないエリカのテクニック)
  4. 詳解 Objective-C (このおまじないみたいな言葉の意味ってなんなのと気になるときに開く)

いろいろ面白いアプリを作って、Appleの広告とか店頭でアイコンが表示されたり、ついでに一杯儲かったりできるように、お互いがんばりましょう。Enjoy!

※ここで紹介してない書籍が悪だとか言うつもりはないです。もし、他にこれは参考になるぜって本があれば教えてください。著者の方の自薦もOKです。

2010年6月17日

ラブプラス+で地域振興が現実になってくる

loveplusplus.jpg

暑い。昨日まで涼しかったのに、今日はMacの廃熱で部屋の気温がものすごい上昇してます。
さて、発売まで1週間を切ったラブプラス+。僕が大手町に常駐していたとき、たまたま隣の席にいたITmedia Gamez 編集長の加藤さんとエクストリームラブプラスなるものを始め、僕はなぜかテレビに出演したり、今日は加藤さんがゲッチャでラブプラスの生みの親と生放送で対談するとか、何か凄いことになってきてます。

ラブプラス+発売を控えて、公式サイトではいろいろ情報が出てきてるわけだけど、それを見ててふと、観光客が少なくなっている自治体とか、ラブプラスと組めばいいんじゃないかという浅はかな考えが浮かんできたのでメモしておこうかなと。

とりあえずラブプラス+公式のサイトをみてみる。こんな感じ。

Google ChromeScreenSnapz003

画像を無理矢理上に乗せただけという、本当に緊急なんだろうなという雰囲気がぷんぷんするわけですが、このデザイン、どうみても旅行パンフですよね。
僕は職業柄「現象」を「現像」と空目してしまったんですが、ラブプラスやるなら熱海に集まれよと。これまでは各ユーザーがラブプラスを持って旅に出る、エクストリームラブプラスには自分で行き先を決める必要があったわけです。ところが、今回は公式に「熱海に来い」となってるわけです。目的というか課題というか、それがポンと出てきたら、無目的に彼女とイチャイチャしてたインドア派な皆さんも、ちょっと東海道線と伊東線乗り継いじゃう?と思ってしまうやもしれません。

だって、アニメの舞台になったりしたところとか、ものすごい集客を誇るじゃないですか。ラブプラスでも例外ではないわけです。ユーザーの行動力は、すでに昨年のクリスマスで証明されてますから。

んで、素朴な疑問としては「何で熱海なの?」と。その周辺なら、湯河原とか小田原とか、ちょっと足を伸ばせば箱根だってあるし。なんで熱海なんだろう。仮説的にいうなら、町興しの要素をはらんでいるのではないかと。この辺はひょっとしたらどこかのインタビューなどで明らかにされるか、されているのかもしれない。しかし、現実の場所を舞台として設定するっていうのは、地元の了解があるていど必要だと考えられるので、何らかの経済効果を期待している事は間違いないのでは。と思う。

ラブプラスなどのゲームやアニメ作品などだと、舞台設定はコロコロ変えることが難しい。もし、地域振興的に活用するのなら、柔軟に舞台を変更できるような仕組みが必要になってくるわけです。
ユーザーは関東だけにいる訳じゃないですから、全国のユーザーが、それぞれ「聖地」に遊びに行けるような、そんな仕組みとして考え出されたのが、ご存じご当地ラブプラス。

各地域のDSステーションでラブプラスを起動することで、その地域限定のキャラクターがもらえるという(まさにご当地キューピーちゃんとかそんな感じの)、にくい演出です。

おそらく全国に標準的なキャラクターが用意されているのはわかるんですが、これをうまく活用して、地域振興を考えている自治体などとコラボレーションしたキャラクターを作れば、それなりの集客が見込めるのではないでしょうか。

ということで宣伝。エクストリームラブプラスを提唱したITmediaGamezの加藤編集長とラブプラス+の内田プロデューサーが、ゲッチャTVで本日20時より生対談します。どんな話が飛び出すのか、是非ご覧ください。

2010年6月16日

Adobe CS5の体験版を製品版にしたあと、まずするべき事

あまり該当する人はいないと思うのだけど一応書いとく。

Adobe CS5の一部アプリケーションは、体験版と製品版で搭載されているコンポーネントが違うようだ。(ただし、僕の環境はMaster Collectionでの実験だったので、単体製品や他のパッケージでは異なるかも)

動画音声系のアプリなのだけど、体験版では同梱されているCodecやAffter Effectsのフィルタなどが少ない。Premiere Proに至ってはAVCHDのプリセットがなく、旧CS4のプロジェクトファイルにAVCHDが含まれていると、開くことすらできないので注意だ。
以下のアプリケーションは、体験版から製品版に切り替えた際に、一度起動しておくことをお勧めする。

Adobe Premiere Pro CS5
After Effects CS5
On Location CS5
Soundbooth CS5
Encore CS5
Adobe Media Encoder CS5(*)
※Media EncoderはFlash Professional CS5にも同梱されている

該当するパッケージ
Adobe Creative Suite 5 Desigin Premium(Media Encoderのみ)
Adobe Creative Suite 5 Web Premium(Media Encoderのみ)
Adobe Creative Suite 5 Production Premium(上記リストすべて)
Adobe Creative Suite 5 Master Collection (上記リストすべて)

これらのアプリを日常使う人は、初っぱなの追加コンポーネントのDLでちょっぴり待たされた上、アプリの再起動がされてしまうので、暇なうちにサクッと終わらせておいた方がいいとおもう。特にPremiere Pro→Media Encoderのコンボは痛い。

Flash制作者の人も、たまーに動画素材をmp4なりflvなりにするときにMedia Encoderを使うだろうから、心の片隅にでもおいておくと焦らなくていいと思うよ。

ちなみに、こんな感じでダイアログが出ます。

Adobe Premiere Pro CS5100209_002

Premiere Proの場合は、なんらかのプロジェクトを開かないと出ないのがまたつらい。

Adobe OnLocation100209_001

On Locationは起動するだけで出る。
Media Encoderなどは、起動中のスプラッシュのあたりでコンポーネントを追加してくれます。このあたりの処理、統一できないのかな。

2010年6月14日

iPadの充電中ではありませんに騙されてはいけない

iPadはMacやPCから充電することができない。否、高出力型のUSBポートがあれば、充電することができるらしいのだけど、2年ぐらいまえの古めのPCからだと電力が十分に供給されないため、iPadの表示が「充電中ではありません」になるのだ。

うちで使ってるMacはこの電力が十分に供給できない人だったので、充電するにはコンセントから、同期などではMacからといちいち差し替えていた。面倒。しかしあるとき、70%ほどまで減った状態のiPadをMacに接続していたら、充電が完了していることに気がついた。
気になったので実験してみた。

まず、ある程度電池が消耗したiPadを用意。残量は79%だった。

写真 (1)

そしてMacへ接続。「充電中ではありません」になった。

写真

しばらく置いて、確認。あれ?電池が満タンになってる?

写真 (2)

ケーブルを抜いてみたら、なんと100%に。

写真 (3)

これ、一時的な電圧上昇かなと思ってたのだけど、この後少し持ち歩いて使って、再び残量チェックしたら97%とかになってました。なので、一応微速ではあるが充電されているみたい。
なので「充電中ではありません」はまるっきり充電されない訳じゃないので、あまり気にする必要もないかなって思ったよ!

話によれば充電されないケースもあるみたい。気になる人は同期による接続中に充電されるかどうか、充電時間はどんなもんか試して見て、だめっぽかったらACから充電するかあきらめるかしようね!

2010年6月13日

iPadもiPhoneもMacBook Pro"17 も結局持ち歩いてる人の話

iPadがあればノートパソコンを持ち歩く必要はない。的な話をあちこちで聞くけれど、少なくとも僕は結局全部持ち歩いている。
iPadはiPhoneの代わりにはなり得ないし、その逆もまたそうだし、MacBook Proでしかできない仕事も日常にありふれているからだ。

今回は結局全部持ち歩いている立場から、それぞれのデバイスの使い道について考えてみたいと思う。

まず、僕が使っているMacBook Proはよくある15インチのものではなくて、17インチの巨大なバージョン。ちょうど昔いた会社をリストラ解雇されるタイミングで購入したもので、すっかり忘れているのだけどおそらく「外でも自宅と同じような作業環境を構築したい」という思いで17インチにしたのだと思う。
結果的にその選択は正しく、フリーランスになって大手町に通っていたときは、あちこちで動画の生成やFlashの制作や写真の取り込みなどに活躍してくれた。

次にiPhone。当初iPhoneには全く興味がなかったのだけど、とある携帯関係の仕事をしたときに2GのiPhoneを見せてもらって興味が湧き、3Gが出たときは「ソフトバンクだし」と無視してみたものの結局買い急ぐことになり、3GSが出たときには銀座アップルストアで予約者一番乗りを果たすという、超進化を成し遂げた。
iPhoneは電話としてはいろいろ寂しい部分があるのだけど、他人とのコミュニケーションをサポートするAppがいろいろ存在するので、今ではなくてはならないツールの一つとなっている。10年ぐらいドコモ(今持ってる端末はHT-03A)と付き合ってるけど、もういらないかなーでも仕事の電話はドコモにかかってくるからおいとくかなーって考えるぐらいにまでなってしまった。
iPhoneの各モデルを持っているのは、一応開発者としていたいから。難解なObjective-Cの悪夢を見続けているわけだが、手のひら上でおばかができるプログラム言語としてこれ以外に何があるんだろうってぐらいなので、Objective-Cはなんとしてでも習得したいと思っている。

そしてiPad。これほど使い道がわからないデバイスも珍しい。魔法のようなデバイスっていうが、魔法を使うのはiPadではなくて、ユーザー本人なわけで、ユーザーは自ら魔法を習得し、iPadを介して魔法が使えるようになる。というわけだ。iPhoneはどういう場面でどう使うかというシーンが容易に想像できた。携帯電話だもんね。iPadはそうは行かない。いきなり未来からデバイスが降ってきたような、そんな感覚。周りの人がどんな使い方をしているか、きっとみんな気になって仕方がないのだ。だからiPad記事の注目度は高い。
iPhoneのでかい版?いやちがう。そもそも電話ついてないし。 電子ブックリーダー?それもちがう。電子ブックはiPad上で動いているViewの一つに他ならない。そもそもPDF見るだけならiPhoneでいいじゃんと。

さて、そんなiPad。電話機能がないという段階で、iPhoneの代替にならないのはわかっていただけると思う。問題は、いろいろな方が言うように、ノートパソコンの代わりになるのかどうかってところだ。これは、その人がノートパソコンを何に使っているのかというところに注目しなければならない。
僕の場合、前述のように動画編集やFlashの制作に使っている。これをiPadで代替することはできないのだ。いつ何時やってくるかわからない仕事の依頼にすぐさま応えられるよう、MacBook Proは常に持ち歩いている必要があるのだ。なお、仕事に必要なデータはDropBoxで同期されているので、外出先でのファイルの更新は、すぐさま帰宅後に家のMacに反映される。
クリエイティブを生業とする人にとって、iPadはノートパソコンの代替になり得ないのがわかっていただけると思う。では、代替になり得るのはどんな職業か。それはライター業じゃないかと思っている。もちろん、他にもあると思うのだけど、ぱっと思いついたのがこれだ。(ライター業がクリエイティブじゃないというような議論ではないし、僕もそう思っていない。あくまでも分類の話。)

ライターの人は文章を書き、場合によっては写真を撮ってそれらをオンラインで共有する。iPadはこれらの機能を搭載しており、電波のある環境であれば、これらの作業を恐ろしくスマートに完結することができる。
ノートパソコンでももちろんできるのだけど、スマートさに欠けるのだ。想像してみて欲しい。iPadの場合、記事を書こうって思ったらどうするか。
1:カバンからさっと出す
2:ボタンを押して起動(1秒もかからない
3:記事を書く
4:写真を取り込む(Camera Connectin Kitがある
5:送信する(場合によっては自動で同期される

ノートパソコンの場合、ここまでうまくいかないと思う。さっと出せても起動には多少の時間がかかるし、データの送信までにはどれぐらいかかるだろう。
また、占有する面積についても考えないといけない。いくら小さいネットブックであったとしても、カフェのテーブルで広げるとどうなるだろう?それがiPadだったら?  

今までノートパソコンだと躊躇するような場所でも、iPadならさっと出してWEBを閲覧したり、プレゼンしたり、MTGしたりできてしまう。実際僕も、珉珉で餃子を食べながらWEBサイトのフレームワークを描いたり、ちょっとした調べ物をしたりするのに活用している。

そんなiPadにも難点がある。画面が見やすすぎるため、周りに見ているコンテンツがダダ漏れしているのだ。日本人の性格として、自分の世界に他人が乗り込んでくることを好ましく思わない傾向がある。電車内で雑誌を読んでいたりゲームをしていたりして、他の人からのぞき込まれるといい気はしないだろう。のぞき趣味はあるのに、のぞかれ趣味がないのだ。iPadは持ち前の大画面と高精細広視野角液晶で、情報はダダ漏れなのだ。メールもなにもかも。

よく電車でプライバシーマークを持っていそうな会社にいそうなインテリチックなサラリーマンが、会社支給のLet's noteを広げて、見積もりだとか何だとかのメールをやりとりしているシーンを見かける。よくクビにならないものだと思う。
カフェなどに行くと、明らかに何かのクリエイティブをしてる人を見かける。NDAとかどうなっているんだろうと聞いてみたくなる。iPadはノートパソコンよりもスマートに使える利点がある。これまで以上にあちこちでiPadを使う人が増えてくると考えると、これまで以上にダダ漏れする人が増えてくるという意味に繋がってくる。

僕も電車内でiPadを使うことがある。OmniGraffleを使ってチャートを描いたりとかするのだけど、限ってすいている車内で作業するようにしている。漏れてもどうでもいいコンテンツであれ、他人の目があるところでは、iPadはあまりにもでかすぎるのだ。満員電車になれば出すこともままならないと思う。

そんなときはもう、iPhoneでいいと思う。満員電車では新聞を小さくたたんで読むように、場所によっては取り出すデバイスの大きさを変えるのだ。これこそが、察しと思いやりというものだ。

また、iPadは情報を頻繁に発信するタイプのデバイスではないというのも付け加えたい。Twitterのようにつぶやきまくるような用途だったら、よっぽどiPhoneの方が向いている。iPadはどちらかというと、卓越した一覧性を持ったUIで提供される、情報表示デバイスのような使い方が向いている。ITmediaアプリがいい例だ。

最近、MacBook Proを毎日持ち歩く必要はないのではと思うようになった。たとえば、日帰りの撮影取材(都内)であったりすれば、緊急の対応があったとしても、自宅にすぐ帰れば済む話じゃないかと。降水確率のように、対応する可能性がどれぐらいあるか、高いのか低いのか、それによってMacBook Proを持って行くかどうかを決めるようにしている。MacBook Proを持ち歩かないときは、重さにして3kg強の軽量化がなされ「あー、今日は肩から内出血とかしなくて済むんだなー」と感動するのである。

ちなみに、外でクリエイティブをやるというスタイルについては一つ提案があるので、山のサイトでお知らせすると思う。

さて、こんな感じで僕は場所や環境によって3つのデバイスを使い分けるようになってきた。マザーベースが近くにあるのなら、たぶんiPadだけでメモも何も持たずに出かけてしまう自信もある。しかし、iPadはMacBook Proの代替にはなり得ないという考えに変わりはない。必要とあらば全部持ち歩くスタイルもこれまでと変わらずである。

2010年6月 7日

OmniGraffle for iPadが日本語に対応したよ

対応したよ!とか書いてるけど僕は中の人じゃないです。タダのOmniユーザーです。

以前Omniに「日本語入力に対応してよ」ってメールしたら、割とすぐに日本語で「次のバージョンで対応するよ」と返事が来てて待っていたら出ました。ちゃんと書いてますね。

これで遠慮なくサクサクとチャートとか作っていけますね!

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