« 御嶽で子供向けクライミング教室やってたけど | ホーム | マネックスグループ株式会社 第5回定時株主総会・株主懇談会ライブ更新のおしらせ »
2009年6月17日
デジカメのマルチアスペクトの次にくるものは逆トリミングだ
オリペンきたね!オリペンきたよ!世のオリンパス派は泣いて喜んでるよね。
古き良きオリンパスPENの良さを継承しながらも、新しい技術をふんだんに取り込んで作られたオリンパスPEN E-P1。
かつてハーフサイズを採用していたこともあり、マイクロフォーサーズを搭載してきたというのもにくい。
で、このPEN EP-1にはマルチアスペクト機能が搭載されていて、写真の縦横比を4:3とか6:6とか3:2とか選べるようになってる。
少し前にRicohがGX100ってカメラで搭載したスクエアフォーマット機能をさらに進化させた感じだね。
マルチアスペクト機能は、元々銀塩写真が3:2の縦横比だったのに対して、ディスプレイで表示することの多いデジカメが4:3の縦横比を採用していたのに合わせて、ちょいマニア向けデジカメには元々搭載されていた。オリンパスのCAMEDIAとかね。
僕はその機能を知ったときに、内部でデジタルでトリミングしてるだけなんだから、スクエアにする機能もあってもいいのにと思ってた。いや、どうせなら4:5とかもほしいなと。1:2で擬似パノラマとか。
マルチアスペクトって大判写真の世界では普通に使われている。
Ginarが出していたブローニーフィルムを使ったホルダーなんて、1:2から1:1まで様々な縦横比での撮影を可能にしていた。今はデジタルバックになってしまったけど。
デジカメのマルチアスペクトってのも自然な流れなんだろうなと思う。
しかしながらマルチアスペクトを使いこなせる人が少ないのも現状としてはある。はっきり言ってスクエアは死ぬほど難しい。
普段から3:2とか4:3に慣れている人が、スクエアに手を出したところで、きちんとフレーミングできる可能性はないに等しい。
フレーミングできたと思っても、それはなんちゃっていい写真なだけであって、スクエアを使いこなしてるとは思えない。
事実、前述のGX100が出てきたときは、横木安良夫という銀塩もデジタルもばりばり使いこなせる鉄人のようなカメラマンがプロモーションに参加してた。
スクエアは鉄人の道具なのだ。
だからといって「ハッセルとかブロニカとかしらねーしょんべんくせーなんちゃってカメラマンもどき共がスクエア機能のスイッチ入れたぐらいで、悦に入ってんじゃねー」とか言うつもりは毛頭無く、スクエアフォーマットが持つ独特の安定感、それが生かせる作品をどんどん生んでもらいたいと思う。
E-P1の仕様を見ていると、撮像素子のアスペクト比は4:3なので、マルチアスペクトを使用したときはベースのデータとなるアスペクト比4:3のRAW写真と、マルチアスペクト設定に従ったトリミングされたJPEGを記録するようになってるようだ。
これは歓迎したい。
先ほども述べたように、スクエアのような鉄人フォーマットを素人が使いこなせるわけなく、それであれば非破壊加工的観点でに元データを保持しておいた方がいいと思うからだ。
願わくば、元データは4:3でもアスペクト比設定をEXIFなどに保持しておき、表示は設定アスペクト比で行いつつ、必要に応じて元データを呼び出して再トリミングするようなアプローチがあってもいい。
名付けるならば「逆トリミング」。
こうすればスクエアから4:3へ戻しつつ3:2へ再トリミングしたりとか。どうせトリミング処理ってPCが無いとやりにくいんだから、カメラはインスタントチックにその場でトリミングしてみせる程度でいいのかなと。
これから出てくるであろうマニア向けコンパクトデジカメには是非、マルチアスペクト(願わくばシノゴも入れて!)と逆トリミング機能を実装してもらいたい。
トラックバック(0)
トラックバックURL: http://okamot.com/mt/hage-tb.cgi/1904
コメントする