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2009年1月22日
Movable Type Pro+Community Pack でコミュニティを作る上で必須の7つのポイント
MTでコミュニティ(フォーラムを含む)を作る場合でも、エントリやコメントの構造は通常のMTと変わらない。
Community Packは通常のMTが扱っている形式のデータを、コミュニティやフォーラムとして利用できるようにコンバートしつつ、元々あった機能を拡張して使いやすくするためのプラグインだと思っても差し支えない。
通常のMTとコミュニティのデータ名称の違いは以下の通り
ブログ→コミュニティ
ブログ記事→トピック
コメント→コメント
コミュニティでは、複数のAuthorが同じブログ(コミュニティ)にエントリを投稿し、それらに対して複数のAuthorやCommenterがコメントをつけていくと言う形で運営される。
と言うことで、MTのデフォルト設定ではコミュニティ運営に障害となってしまう部分がどうしても存在する。
デフォルトのままコミュニティを公開すると、権限などの関係で投稿が制限されたり、そもそもユーザー登録ができなかったりする。
そのへんのポイントをまとめたので、これからMTベースでコミュニティをつくる人は参考にしてくれるとありがたい。
1:管理者のメールアドレスを設定する
管理者もメールアドレスはデフォルトでは設定されないままになっている。これだと、コミュニティに新規ユーザーが登録されたり、トピックが立ったりした際の通知が送信されないばかりか、ユーザーへの認証メールも送信されなくなってしまう。
真っ先に設定しておきたい。
メニューはシステムメニュー→設定→全般
2:トピック投稿者用のロールの作成
新規トピックを作成したりコメントを入れたりできる権限セット(ロールという)を作る。
デフォルトではそれは「ライター」と呼ばれるロールが近いのだが、それだとユーザー自身が立てたトピック以外も編集・削除できてしまうため、新規でロールを作った方が手っ取り早い。
システムメニュー→一覧→ユーザー
ロールのサブメニューを選択。ロールの一覧が表示される。
新規ロールの作成をクリックして、必要な権限をチェックしていく。
ブログ記事の作成、公開、ファイルアップロードとコメントの通知にチェック
3:新規ユーザーの権限設定
コミュニティに新規ユーザーがサインアップした際、トピックを作ったりコメントを入れたりする権限を自動で付与する設定をする。
デフォルトは権限なしになってしまう。現在ベータテスト中のMotionでこれをやってしまうと、QuickPostで入れた記事が破棄された上に、投稿後の画面のレイアウトが激しく崩れる醜い現象が起こる。
システムメニュー→一覧→ユーザー
権限のサブメニューを選択。ユーザーに権限を付与のリンクをクリックする。
![]()
権限を付与したいユーザー一覧に「新規ユーザー」があるので、これにチェックを入れる。
![]()
設定完了。これで新規ユーザーはトピックを作ったりコメントできるようになった。
4:デフォルトテキストフォーマットの設定
MotionなどでQuickPostを利用する場合、必要最低限の入力画面であることから、MTのデフォルト設定である「リッチテキスト」は不適。
改行を変換にしておくことで、ある程度の入力テキストの再現性を担保できる。
別途リッチテキストエディタをポスト画面に入れるとか、そもそも管理画面からしかポストできないようにするならこの設定は不要。
ブログメニュー→設定→ブログ記事
5:メールフッタの編集
認証メールなど、ユーザーに送られるメールのフッタぐらいは、せめてサービス名とか出すようにしたい。
システムメニュー→デザイン→テンプレート→テンプレートモジュールのメールフッタ
6:メールヘッダの編集
5と同様にメールヘッダも編集しておきたい。ただし、ヘッダでいじるべきはメールのサブジェクトのみなので、これは言語変換フィルタのソースを直でいじる必要が出てくる。
アプリケーションディレクトリ/lib/MT/L10N/ja.pm
を適当なエディタで開いて
「Movable Type Account Confirmation」を検索。
'Movable Type Account Confirmation' => 'Movable Type アカウント登録確認',
という文字列があるので、ここの日本語になっている所を適当に書き換えるとOK。
それ以外のメール本文は
システムメニュー→デザイン→テンプレート→メールテンプレート
にあるので、必要に応じて編集する。
7:再構築処理の決定
MotionでQuickPostされた際などは、再構築処理が行われず、リアルタイムで情報が更新されない。
これを回避するにはダイナミックパブリッシングを有効にすればいいが、アクセスが頻繁になってくるとサーバーの負荷が増大してしまう。
裏側でスケジュールを設定して(cronなど)、定期的に再構築を行うようにするのも手だ。
ひとまずこれで、Movable Typeを使ったコミュニティサイトを動かせるようになる。
ユーザー登録、認証、ログイン、書き込みがそれぞれ行えるかをチェックしたら、いよいよデザインを入れ替える作業に進もう。
現在僕はMovable Type Pro version 4.25b1-en(Motion)を使ってソーシャルネットワーク的なコミュニティサービスを作っているのだけど、英語のベータ版を無理矢理日本語化するとか強引なことをしつつ、上記の紆余曲折を経て、何とか近々リリースできるかなって所まで持ってこれた。
世間はWordPressが流行ってるみたいだけど、Blogを超えた豊富な機能と柔軟な拡張性はMovable Typeに分があると思ってるので、これからもプッシュしていくつもり。
もし、上記に述べたポイント以外にも「これは押さえておかないと」ってのがあれば、コメントでもはてブでもいいので教えて下さい。
随時更新していきます。
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