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2008年12月 3日

デイリーポータルに俺

セグウェイ当たりました
という記事でデイリーポータルに登場してます。

実話です。

限られた記事スペースで伝えきれないぐらいのたくさんのエピソードがあるので、ここで補足的にそれをお話ししようかなと思います。
安藤さんも言うように、未来は意外と住みにくい世界なのかも知れないです。

今年の4月に「Adobe CS3 クイズに答えてセグウェイ当ててしまえ。」というエントリでお知らせしたこのセグウェイが、どういう訳か応募していたうえきさんが当選。

社内に衝撃が走りました。

100万円ぐらいするあのセグウェイがもらえるってわけだから、そりゃみんな喜ぶ。
しかし、世の中そんな甘い世界ではなかったです。

セグウェイに乗るためにはまず、乗るセグウェイに対して保険をかけなければなりません
保険金額は年間10万円ほど。補償内容は車のそれと同じもので、たとえば法人で自動車保険をフリート契約している場合、セグウェイもその枠に加えることができるので、場合によっては年間数千円程度の保険代増で済む場合もあるようです。

次に講習代。
セグウェイ所有者は、セグウェイのインストラクターになる必要があります。
このインストラクター制度は日本独自の制度で、海外では行われてないそうです。
講習費用は4名まで6万円。これにライセンスカード制作費が1枚5000円(2年目以降、更新が5000円)かかります。
人数が増えると講習費も高くなり、参加者の半数のセグウェイがない場合は、レンタルとして1日1台52500円で借りることができます。

当初社内にたくさんいた"共同所有希望者"は、思ったより高額な諸経費をみて次々に辞退、結局僕とうえきさんだけが講習を受けに行くことになりました。

講習に至るまでにはまず、代理店と購入に関する同意書を交わし、カスタマー登録を済ませ、保険の加入を済ませ、講習の申し込みを済ませないとダメです。

講習は単純な初心者講習と、初心者講習が行えるインストラクター講習の2種類があります。
誰が乗るかわからないので、インストラクター講習を選択。

費用的な障壁は、うえきさんが保険代とセミナー代、僕は自分の分のセミナー代だけでよかったので何とかクリア。

次の障壁は実技講習をやる場所の選定でした。

公道ではなく、雨が降っても大丈夫な、4m×4m以上の広い場所の確保が条件。

近所の高架下公園などを提案したんですが却下され、結局日本sgiのホールを貸してもらえることになりました。

セミナーは3時間ぐらいあるので、当日は午後半休を申請して臨みました。

セミナーではビデオや座学、そして実技と内容は盛りだくさん。
セグウェイの仕組みや操作方法などを学びます。
乗り方、降り方、走り方、止まり方、曲り方、バランスの取り方。
このあたりはデイリーポータルの方に動画と写真があるので雰囲気はつかめるかと思うので割愛。

ポイントは、セグウェイは公道では乗れないと言うこと。
初代セグウェイをいきなり公道で乗って、逮捕された方がいらっしゃいます。
公道を走る車輌は、物理的に車輪を制動する機構を有していなければならないとかで、モーターの力で止まるセグウェイは、構造的に公道を走ることができないのだとか。
では、私道だと良いのか。
これもまた微妙な話で、公道と私道の間に準公道と呼ばれるものが存在し、これがまた各自治体によって解釈が異なるのだそうだ。
たとえばデパートの駐車場は私有地なので公道ではないけど、公共性が高いので準公道と見なされる...とかあるそうです。めんどくさ。

たとえば、セグウェイに誰かが乗りたいって言ってきた場合、その都度3時間に及ぶセミナーをやるわけにもいきませんから、その場合はインストラクターがセグウェイの操作のイニシアチブを取った上でセミナーなしで乗せていいという決まりがあります。
この場合、一人で自由に乗り回すわけにはいかないので、あまり楽しくないかも知れません。

保守していく上で重要なのは、リチウムイオンバッテリーの劣化をできるだけさせないようにすること。つまり、適宜乗って、適宜充電です。
ダメなのは乗らないまま放置すること。あっという間にバッテリーが寿命を迎え、交換しなければならなくなります。
バッテリー代はなんと40万円。
あと、セグウェイは高度なコンピューターで制御されてるんですが、その内部には実はメインとバックアップの2系統のコンピューターがあり、万一メインが吹っ飛んでもバックアップがきちんとセグウェイをシャットダウンできるようになってます。

インストラクター制度がなぜ必要なのかというと、先ほども述べたとおり公道では乗れないため。
公道でも乗れるように警察に働きかけているそうで、そんな中で事故などが起きてしまうと困るからと言う考えもあるようです。
法人にだけ販売するというのも、きちんとした責任を持って運用してもらえるからという考えがあるようで、個人事業主として行った我々は「法人の方と同じく責任を持って運用します」といった同意書にサインする必要がありました。
個人事業主にセグウェイが渡ったのはこれが初めてのケースだそうです。

デイリーの取材で「これ、どうやって活用します?」って聞かれたのですけど「うーん、公道走れないし、何かのイベントに呼んでもらって、保険代をペイできればいいんですけどねぇ」と答えるのが精一杯。

なので、もしイベントなどでセグウェイ使いたいって方は、Shingo.Okamoto@gmail.comへ一声おかけ下さい。インストラクターである僕がくっついて実費でセミナーします。
カルカルでセグウェイナイトとか。
セミナーで登壇するときにセグウェイ乗って出てみたいとか。

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このページは、はげが2008年12月 3日 12:14に書いたブログ記事です。

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