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2008年11月24日

外岩デビュー2 〜小川山惨敗〜

前回の御岳で味をしめた外岩。その勢いを借りて、ついに「日本のヨセミテ」として知られるクライミングの聖地、小川山へ行くことに。
ロープまだ持ってないのでボルダリングだけでもと。

土曜日はいつものようにジム通いで、かるーくやりますかねーと思っていたら、トップロープのルートが変わっていたりして、オンサイトトライー!とかなってしまって結局体力を使ってしまった。

しかも先週はデイリーポータルの安藤さんと横浜のジムに行ったりもしたので、体力的に充実した週でもあったので、果たしてちゃんと登れるか心配になりながら22時出発。

ガソリンを入れるために近所のスタンドに寄ったら、そのままディズニー帰りの車の波にもまれてしまって、渋滞を避けて浦安ICから乗ったのは1時間後の23時。間に合うんですかこれ。

小川山へは首都高を経由して中央道。大月JCTからまだ少し行ったところにある須玉ICで降りて国道141をひたすら北上。
清里高原とかを通り過ぎて川上村方面へ右折。
ちょうど山を時計回りに迂回する感じで、小川山の麓にある廻り目平キャンプ場に到着。
旅行時間はジャスト4時間。

このあたりは天体観測で有名なところで、星空がシャレにならないほどキレイ。オリオン座が10個ぐらい見えるんじゃないかって言うぐらい。いやあり得ないけど。でもそれぐらい星だらけ。
都内だとメジャーな恒星ぐらいしか見ることができないけど、ここに来ればそんなことはない。天の川さえもちゃんと見える。

しばし睡眠を忘れて星空を堪能。

外気温-5度。

持てる限りのウェアでくるまって就寝。

翌朝、といっても寝てから3時間ほどたってから、膝あたりに寒気を感じて起床。
朝食をつくるべく、まずは水をくみに川まで下っていく。
廻り目平キャンプ場は、冬期を除いては金峰山荘というペンションと共に営業しているのだけど、古11月上旬には店を閉めてしまう。
そのときには水道が止まってしまうので、廻り目平キャンプ場といってもただの広場があるだけ(トイレは水洗じゃないけど使える)。

キャンプ場の水道が止まってる間は、お金を払わなくてもキャンプはできるけど、水は自分で汲む必要がある。ということで、川まで降りる。コンビニで水を買ってくればいいだけの話だけど、なんかこう、久しぶりに川で水を汲みたくなったというのもある。

気温は昨晩と同じく氷点下で、キャンプしている人はまばら。ふと看板の裏に大きなゴミ袋があると思ったら、ボルダリング用のクラッシュパッドに挟まって寝ている人がいた。
凍死してないことを祈りながら通過。動いてたから大丈夫だと思う。きっと眠れなかったと思う。

車で上ってきた道を少し下ると、沢に向かって踏み跡が林の中に続いている。それに従って降りていくと、そこそこきれいな遊歩道が整備されてた。
この沢沿いにもボルダーが点在しているので、ここを歩く人が多いんだろうなと思いながら沢へ。

水を汲みに来る人が多いらしく、大きめの石で足場が作られていた。そこで安定した姿勢を保ちつつ、ポリタンクを洗って給水。「あーここでこけたら死ぬんだろうな」と思いつつ周りを見ると、そこかしこで氷が張ってた。
滅多に雪が降らない大阪でぬくぬくと育ってきた身としては、まだ12月にもなってない日本でこんな景色を見るとは思いもよらず、しばし氷に見とれてみた。

戻って汲んできた水を沸かして味噌汁を作って、持参したおにぎりで朝食。

そしていよいよボルダリングの開始。
まずは葉月岩と呼ばれる岩を目指して森の中を彷徨うも、踏みあとが途中で消えて間違ってたことに気づいたりしていろいろロスして何とか到着。

とりあえず岩に触ってみたところ、恐ろしく痛い。花崗岩はフリクションが効くことで知られた岩だけど、反面皮膚をガンガン削っていくので、長く登り続けられない岩とも言える。
よく花崗岩を触った人は「皮膚がなくなったので」と言って帰って行くけど、その意味がようやくわかった。これは削れる。

そんな花崗岩の痛みに耐えて登ろうとしても、今度は山の坂の途中にある岩なので、落ちるとそのまま転がり落ちて行ってしまう恐怖に駆られる。
ランディングが悪いとはよく言ったもので、まさに落ちない自信がある玄人のための岩なんじゃないかと思ったほど。

トポを見ながら簡単な課題を見つけるも、こけが生えていたり杉の葉がたまっていたりして登れず。

これが花崗岩かよ...8級すら登れない。

そう思いながら次のエリアへ移動。
地図では登山道があることになっているけど、踏みあとが微妙で本当にあってるのかわからなくなる。
林の奥に動く人を発見。それを目印に踏みあとっぽいところを彷徨っていると、すぐ近くで岩に登っている人がいたので軽く挨拶ついでに「あの、ここ、どこですかね?」と聞いてみた。

「ここはですね、林の中のボルダーですね。この岩はトポでいうC岩です」と教えてくれた。
「すぐここを下るとクジラ岩ですよ。人混みがあります。」

言われたとおりに下ると人混みがあった。本当に人混み。野外音楽堂ですかここってぐらいの。
何十人もの人が一つの岩を囲んでた。
そう、これが日本で一番有名な岩ともいえる「クジラ岩」まさに鯨のような形をしていて、ベンチマークとも言える1級課題の「ハイエブ船長」がある。

みんなこれに登りに来ている。

ハイエブ船長なんて触れるわけもないので、その近くの手軽な岩(10級)で肩慣らし。

ちょっとハングってる感じの部分でも登ってみる。

耳を澄ますと「イテー」って言ってるのが聞こえます。

ビデオを撮ったのはこれだけで、そのあといろいろな岩を触るも満足した結果が得られず、冷えてきたので一旦退散。
キャンプ場ボルダーっていうところで食事をして、結局そのまま終了。

くるまで一眠りしてから、またいろいろな岩をさわりに行くも、どれも惨敗。小川山のレベルの高さにすっかりやられた。

日が沈んでから、ここのもう一つの名物である「星」を撮影。
MAWARIMEDAIRA
たまにはいい写真も撮るんですよ。

小川山は11月でシーズンが終わるので、次行くとすれば来年だとおもうけど、それまでにあちこちの岩場で修行を積みまくって、次こそはいろいろな岩を徹底的に手名付けていきたいと思った。

帰宅後、1日ぐらい熱いカップが持てませんでした。

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