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2008年5月 6日
ヤマケイ・テクニカルブック フリークライミング
はじめたはいいけど、ジム1回で2000円前後飛んでいくから、そんなにしょっちゅう通えないし、かといって外岩に出かけるにしても今はスキルが足りない。
調子に乗って登っていく度胸も備わってないよ。
あそこのムーブはどうするのよとか、ジムに行けないときはどう体を鍛えておけばいいのよとかそういった疑問を克服し、将来必ず登に行くと約束した西大台サマーコレクションを登るために必要な、確保の技術とかその他諸々の情報を書籍で得てイメージトレーニングだと買ってきたのがこちら。
サマーコレクションは285mもある超高い壁で、数十メートルずつ細かく刻んで登っていく、マルチピッチという方法がとられる。
フリークライミングのトレーニングとしてはボルダリング(落ちてもけがしない程度の岩登り)も有用だというし、初心者である今から、ある程度習熟するであろう将来まで、手元に置けるだろうなという充実の内容。
トレーニング関係は、変に長く続けようとせず、たとえば懸垂であれば「15回ぐらい出来れば、バリエーションをもたせるようにする」と、ある程度のレベルに到達するとすぐに次の段階に進んでいく割り切りの良さがおもしろい。
(※15回以上続けても大して効果は変わらないというのと、負荷をかけ続けることによる故障リスクの高さを考えてのことだと思われます)
なお、このトレーニング関係を執筆された新井裕己氏(僕と同い年)は、今年の4月23日に山岳事故で亡くなられた。
表紙を見てあれ、この人って...と奥付を見たら、まさにその人だった。
彼を慕う人がたくさんいるという話(世界最強のクライマーである小山田大もその一人)を聞いていたのだけど、まさかこんな形で出会うとは。
ご冥福をお祈りします。
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