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2008年4月 8日

Mac OSX用FTPクライアントのCyberduckとFlowを比較してみた

CyberDuck vs Flow.png
Mac OSXの定番FTPクライアントといえばCyberduck

もはや独壇場とも言えるところへ、新しいFTPクライアントが登場しました。
その名もFlow

洗練されたアイコンデザインからも、やる気が伝わってきます。
で、どっちを使うのがいいのだろうと小一時間悩んだので、ついでに比較リストを作ってみることにしました。

比較対象は、Cyberduck 2.8.5(Cyberduckと表記)とFlow1.0(Flowと表記)。おまけとしてCyberduckの次期ベータ版も入れました。
このそれぞれについて何ができて何ができないのかをまとめてみたのが以下の表。

  Cyberduck 2.8.5 Cyberduck 3β Flow 1.0
FTP
SFTP
WebDAV ×
.Mac ×
クイックルック ×
ファイルの編集
ドロップレット × ×
ブラウザプレビュー × ×
外部エディタの指定 ×
日本語化 ×
Bonjour
AppleScript ×
10.4以前対応 ×
SSH ×
Amazon S3 × ×
ツリー表示 ×
ファイルのプレビュー※ × ×
費用 Free Free $29

調べていた段階でCyberduck 3.0βの存在がわかったので急遽リストに加えたんですが、正式なリリースではないので、Flowとベータ版を比べるのはいささか卑怯かなと思いつつも、将来的にはこういう関係になりますよという意味合いも込めて併記。

ぱっと使ってみた印象でいくと、Cyberduckは流石に歴史があるだけあって、ユーザーの細かい要望にもいろいろと対応された親切な設計であることがわかります。
たとえばファイルの無視リストとかは、svnなどでバージョン管理されているディレクトリを丸々アップロードする際に必須の機能なわけですが、Flowにはこれが実装されていません。

cyberduck vs flow snap001.png
これがCyberduckの環境設定の無視するファイルリスト。デフォルトでsvnとかCVSとかを無視するようになっている。

また、テキスト系のファイルを編集する外部エディタが選べないのもFlowの痛いところです。オリジナルのエディタが付属しているのはいいのだけど、使い慣れたテキストエディタで操作したいという人にはちょっとつらいところです。
もちろん、Cyberduckといえど、使えるテキストエディタはある程度決まっていたりするので、必ずしも皆さんが使っているテキストエディタが使えるとは限らないんですけど。

しかし操作性という観点でいくと、Flowに軍配が上がるような気がします。
Cyberduckにあるディレクトリのツリー表示がFlowにはないのですが、選択しているファイルのプレビューやプロパティが専用に設けられたエリアに表示され、それぞれ設定の変更が行えます。
cyberduck vs flow snap003.png
ファイルのプロパティを書き換えるのは、本来はFTPクライアント上でリスト表示された状態で行うのが常だったりするわけですが、こういったファイルのプロパティ表示専用エリアで編集するというのが、これまでのFTPクライアントにはない新鮮さを覚えます。
そういった意味で表内の※にあるプレビューは、Flowに○をつけて、Cyberduckに×をつけました。

Flowにはツリーがない代わりに、ウインドウ下部にパンくずナビゲーションがひっそりと表示されてあります。
Cyberduckのツリー表示は結構わかりやすいので、これになれていると少しつらいかもしれないです。
cyberduck vs flow snap002.png

Cyberduckがフリーソフト(正確にはドネーションウェア)で、Flowが29ドルのシェアウェアであることを考えると、Flowの今の機能で29ドル出すのはちょっと高い気がします。というかFreeなのにCyberduckが頑張りすぎているというのもありますが。
将来的にこの両者の競争はますます熱くなってくれることを期待するならば、応援の意味を込めてFlow側に29ドルを送金したいという気持ちになるかも知れないですが、FlowがCyberduckに勝っている独特の機能にお金を出すと判断するかどうかはあなた次第と言うことで。

そしてCyberduck3までを比較対象としたら話は全然変わってきます。Flowとは方向性は違えど、FTPとその周辺を支配しかねない勢いでCyberduckは進化を遂げるでしょう。
そこへきてフリーウェアの威力もプラスされ、その勢いはとどまるところを知りません。

Flowの独特の快適さは、非Cyberduckユーザーには受け入れられるのじゃないかと思われます。
さすがにアヒルの牙城をいきなり崩すことはできないと思いますが、外堀を埋めることはできるでしょう。
そういった意味で僕は今後のFlowに要注目としたいです。

とりあえず試用期限一杯までFlowとCyberduckの両方使いで攻めてみようと思います。

情報提供元:ハヤシ軍曹

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コメント(4)

Transmitは会社でも愛用してる人がたくさんいたので、これもサクっと紹介したいところです。
使い慣れたあたりでリストを更新しますー

ご無沙汰してます。
わたしもTransmitを使っています。ドロップレットってのを作れるので毎回同じディレクトリに何かをアップする場合とか便利ですよ。windowsの時はFFFTPを使ってたのでCyberduckのサーバー側しか表示されない操作画面がどうも馴染めないです。(^^;

ありがとうございます。
チェックしてみたんですが、これすごいですね。もはや無敵の領域。
つい先日まではアヒルしか知らなかった僕からすると衝撃です。

シェアウェアになりますがTransmitを使っています。比較対象に入れてもいいと思います。

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このページは、はげが2008年4月 8日 23:40に書いたブログ記事です。

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