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2005年4月 5日
金脈を見つけろ
副業としてオークションを利用した商品の売買をしている人が増えているらしい。一部ではその収益を申告してなくて、 税務署からおしかりを受けている人もいると聞く。
オークションってそんなに儲かるのだろうか?
答えはNOである。手当たり次第に商品を仕入れて売っても、それほど売り上げを上げることはできない。
落札者の心の琴線に触れるような、そんな商品を出品しない限りは、儲けることなど夢のまた夢となる。
僕は、オークションは不要な機材を処分する場と考えているので、儲けがどうとかは意識してなかった。でも、 オークションでの売り上げはちゃんと申告しているので、せっかくだから利益を追求してもいいんじゃないかと思い始めた。
金融業界には、裁定取引と呼ばれる取引の方法がある。
これは、本来、同じ価値であるはずのものが、なぜか市場ごとに違う価格が付いている場合、これらは、
本来あるべき価格へ収束していくと仮定して、その差額を得ようと言うものである。(ホントはもっと複雑だよ)
身近な裁定取引では、東証で買った株を大証で売る…ってのがある。うまくすれば儲けることができる。
これをもっと広い視野で見るとどうなるか。
そう、日本とアメリカ、日本とフランス…本来、同じ価値であるはずのものが、流通に乗ることで大きな価格差が発生する。
この差額を利用した裁定取引をオークションでやれば、うまくいくのではないかと。
もちろん、正規輸入品でなくなるわけだから、それなりのリスクは存在する。保証をどうするかなどもある。そして、送料の問題もある。
僕が今まで得た個人輸入の経験から、いくつかの問題は解決できると考える。
保証に関しては、自分が間に立って仕入れ先に対応を依頼すればいい。落札者には返金するか、代品を送る。このため、
そこそこの品質が保証されているようなブランドがやりやすい。
手製のアクセサリなどの場合は、いくつかまとめて仕入れて、常に在庫を保持しておくようにしておいた方が、
取引におけるタイムラグが少なくできて、信用が傷つきにくいだろう。
送料に関しては、品数を増やしても送料が変化しないというショップがいくつかある。輸送方法にもよるが、
このあたりがルーズなサイトを探す目も必要である。
1つ頼んでも10個頼んでも送料が変わらない場合、後者の方が送料を90%削減できることになる。
あと、せめて英語が読めるぐらいにはなっておきたい。金がかかっていれば、勉強にも力が入るぞ。
さて、次は商品の目利きである。
基本的には、自分が知っている分野、とくに趣味であるとか、仕事であるとか、普通の人よりも詳しい分野を選ぶようにしたい。
もしそういうのがない人は、今からでも遅くない。趣味を見つけろ。または、アウトレットや問屋で仕入れたものを売れ。
利益は薄いけど我慢しろ。
次に、自分の知っているブランドの製品が、海外でいくらで売られているかを調べる。もちろん、国内の流通価格なども押さえておく。
ここで、価格差の大きい製品をいくつかピックアップしておこう。
仕入れる商品は、売れ筋のものを選びたい。
どんな商品が売れ筋なのかを調べるには、アマゾンのランキングを使ってみるのもいいとおもう。
もちろん、掲示板などをみて、評判のいい製品をチェックするのも手だ。
価格差が大きく、売れ筋の製品を見つければ、いよいよ仕入れて出品となる。
オークション出品のコツはその辺のサイトを参考にしていただくとして、価格設定だけはちょっと注意が必要だ。
価格差が大きい商品って言うのは、たいてい並行輸入されて店頭に並んでいることがある。その価格は要チェックである。
上乗せする利益額は適当で構わないけど、あまり乗せすぎると回転寿司(売れない)必至。
100円の利益を追求するがあまり、1000円の利益を逃さないように、価格設定はしっかり考えて行いたい。
あとは諸君の検討を祈る。
参考までに、今までに行われていたいくつかの方法を紹介しておく。
事例1:ローランドCD-ROMライター
ローランドがDTM向けに販売していたCD-Rドライブは、実は別ブランドのOEMであることがわかった。
ローランドブランドでは数万で売られている同等品が、PCショップでは半額以下で手にはいることに目をつけたPCパーツマニアが、
DTMユーザー向けにOEM品を流した。
似たような事例として、あるmp3プレイヤーからマイクロドライブを取り出して売るというのもあったよ。
事例2:音楽CD輸出
世界中で売られる音楽CDは、国によってボーナストラックの種類が違う。
日本で売られる海外アーティストのCDによっては、海外で非常に高く売ることができるらしく、
一部の音楽マニアはeBayを経由して日本のCDを海外で売りさばいているらしい。
楽して儲かるってよく言われるけど、実際に楽して儲かる人はほんの一握り。
一般ピーポーが儲かるようになるには、やはりそれなりの経験が必要になる。
オークションや海外通販で売ったり買ったりしたことがない人は、いきなり商売に手を出さず、
取引の流れを知る意味でも自分で買ってみることをオススメする。
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