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2005年1月 5日

不幸の始まり

昨年末にガソリンを入れられなかったので、出勤前にバイクをGSへ。
ハイオク満タンを指示してしばらく待つが、店員がなんだかあわただしい。

客は僕だけ。
店員は2名。

「出ない…」
「下りてこない…」

って声が聞こえてきた。

年始早々遅刻して、理由が「ガソリンスタンドで…」などと言ったら笑われてしまう。
何事も初めが肝心。(といいながら終わりよければすべてよしである)

店員が「すいません…ハイオクのポンプが壊れてて…」

やっぱりか。このやろー

しかし入れない事には会社に着く前にガス欠である。
「じゃ、レギュラー1000円でいいわ。急いでるから早くして。」と指示。

「レギュラーでいいんですか?」
(いちいち聞き直すなよ)

GSX-R1000はハイオク指定のバイクなので、レギュラーはあまり好まれないのだけども、ハイオク指定のエンジンに対してレギュラーを使ったところで壊れてしまうと言うことはないらしい。
R1000のタンクには「オクタン価が○○以上のガソリンにしてね」って書いてある。
確かアメリカとかではレギュラーガソリンでも高オクタン価なのだ。

ガソリンを入れて時計をチェック。
すでに33分を回っている。この時点で奇跡が起きない限り、遅刻は確定である。

とりあえず国道に出る。特に急ぐわけでもなく、確実に交差点をクリアしていく。
すると、真後ろで気配を感じる。
黄色いバイクが僕のスリップに入り込んで、テールトゥノーズだ。
張り合う気もないし、ペースメーカーとしてちょうどいい感じがしたので、先行してもらう。
スズキのDR250のちょっと古い型。
車体をやたら振り回す(しかも意味なくマンホールを避ける)乗り方で、見てるこっちが怖い。

彼に引っ張られる感じで堂島まで。
北側に見慣れた飛行機が飛ぶ。奇跡が起きたかもしれない。

新御堂筋に入る手前で“キングオブ遅刻のバロメーター”である、伊丹着のANA機(ジャンボ)が入っていく。いつも遭遇するポイントから約40秒手前。ただし、飛行機が定刻運航されている保証はなく、あくまで目安であるが、1分弱遅れていることがわかる。
となると、最終決戦は阪急京都線の踏切である。
上り下りそれぞれ2本ずつが通過するため、長く道路が遮断されてしまい、会社目前でタイムオーバーとなるのがオチなのだけど、運がいいときは15秒ほど踏切が開く瞬間がある。その瞬間と新御堂出口の信号が青、かつ、その道路がそこそこ空いているのが条件となる。
まさに奇跡。

まずは信号を確認。赤。待ってる車両は10台程度。最後尾につく。
踏切は鳴っている。車の流れからして信号が変わるのは約30秒後。
梅田行きの普通車が踏切を通過。これで開かなければおしまい。通過後ちょっとタイムラグがあり、踏切が開いた。それから5秒ほどして信号が青に。
しかし、次の踏切まであと10秒もない。左折車両を抜けて踏切にまっしぐら。
渡り切る寸前で鳴動。
ギリギリ助かった。
奇跡に助けられた。ともいうか。

新年早々のタイトロープ。
もうごめんだ。

明日からチャリ通を再開。

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