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2004年12月 9日
IBM PC部門を売却
もうね。アボカド。バナナかと。
としばらくショックで何もする気が起きませんでしたよ。
だってさ、IBMはアメリカの計算機屋さんだけど、IBMの主力製品であるThinkPadはIBMの日本法人の現社長が日本で作ったPCなんだよ。
Made in Japanが世界的ブランドになってるのよ。
それが中国系の企業に売られちゃうなんてもう…なんていうか…アボカド。
と思っていたらマネックスの社長がおもしろいことを言うんですよ。
「IBMがPC部門を採算が合わなくなるとして“売り抜けた”のか、中国の企業が“いい買い物をした”のか、見ていきたい。」みたいなことをマネックスメールで言ってました。さすが、オーキは違うね。ダビデ像を正面だけでなくいろいろな角度から観察する感じで、一つの記事にしても観点が一般ピーポーとは違いますね。なるほどね。
ビジネスも一つの商品だとすれば、それの大きさを問わずトレンドが存在する物だと。であれば、将来的に採算が取れないと予測するなら、手放すのが一番いい方法じゃないかと。
逆に市場でのシェアを獲得したいところがあるなら「はいどーぞ」と渡してあげれば、丸く収まるじゃないかと。
確かにPC販売は鈍化していて、今まではものすごいスピードで進化してきたCPUも最近は落ち着いているので、PCメーカーはスペックではなくて付随する機能に力を入れはじめてる。テレビ録画とかそのあたりね。
PCの進化が落ち着いちゃってる物だから、買い替え需要も少なくなる→売り上げ減少になる。
IBMはビジネスにおける様々なサービスを展開する会社になりつつあるようです。
売却されるPC部門は、中国系企業との合弁会社の元で経営を続けるそうなので、たぶん今のHGST(日立グローバルストレージテクノロジー:旧IBMストレージ部門→日立と合弁会社を設立)みたいな感じでしょうか。IBM時代からのHDDブランド、DeskStarとかがHGSTになった今でも使われ続けてますから、ThinkPadの名前も使われ続けるとみていていいのかな。
大和事業所とか、どうなっちゃうのかな。
超弩級なサポート体勢とか、どうなっちゃうのかな。
買収劇としては非常におもしろいけど、ユーザーとしてはまだまだ不安だな。
で、余談ですけど今回IBMは東芝にも売却を打診してたんだそうです。でも、東芝は蹴っちゃった。
国内のThinkPadコミュニティは東芝に売ってくれた方がよかったという意見が多数を占めています。DynaBookがありますからね。組み合わせて史上最強ノートの完成ですよ。
でも、蹴っちゃった。総額が1800億とかいわれてましたから、東芝にはそこまでの体力がなかったのではって話です。
個人的には、市場が縮小しつつある日本よりも、今後注目されている中国市場で展開できる方がメリットは大きいと見ています。
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