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2004年4月30日

九州撮影旅行1日目

30日よる19時ぐらいに出発して、翌2時に壇ノ浦着。5時ぐらいに出て、7時過ぎに姫島へ渡る渡船場に着。
船の時間が7時だとばかり思いこんでいたら、実は7時45分だと知ってあわてて準備。

姫島は人口200人ぐらいの小さな島で、学校もあるみたい。
船に乗って、ぼけっと出港を待っていたら先生とおぼしき人たちが乗り込んできた。一人、また一人。おそらく全教員が一つの船に乗り込んでいるらしく、プチ職員会議が行われているみたい。
「○○先生!これ、先日の写真…」「今日はタケノコ掘りを…」「竹細工をさせてみようと思いまして…」
しかしあれです。体育教師は何でジャージなんでしょうね。一発でわかっちゃいますよね。あーこいつ体育教師だって。で、だいたいは風紀関係も歴任していて、竹刀or“精神注入棒”がデフォルトだったりするんですね。
でも、ここの体育教師は凶器は持ってませんでした。ラガーマン風の人でした。

船は十数分で島に到着。なかなか見られない景色が満載です。
船を待ちかまえているのは地元の中学生たち。おそろいのジャージをきて自転車で乗り場まで乗り付けて、何をするのかと思いきや新聞配達のようでした。
船にはあらかじめその日の新聞が積み込まれているんです。それを彼らが配達する。

乗客は、先生軍団と釣り師軍団と水道局員(なんか、施設の修理に来たらしい)と怪しいカメラマンとその嫁さんでした。釣り師はそろって防波堤に歩いていって、先生たちは集落の奥に消えて行き、水道局員は島内唯一のお店前でジュースを買って一休みしています。
島は歩いて一周できないんですが、歩いていける部分は1日あれば数回回れそうなぐらいに狭いです。

とりあえず、猫を探して道のある方に進んでいくことにしました。

事前の調査では
「猫がうじゃうじゃ」「釣った魚を猫に取られた」など、常識から考えられないぐらいの猫が生息していることが伺えたんですが、ぱっと見、全然猫がいません。あれー、騙されたかなぁ。

少し歩くと右手にお宮が見え、集落に続く道があります。先生たちの姿がちょっと見えます。
集落のほかに、海沿いを進む道があるので、かるくそちらを流すことにします。
とれたてのタマネギが日干しされてて、納屋みたいな建物が建ち並んでいます。お、屋根に何かいます。猫1号!猫1号発見です。
しかし、こちらを警戒して、すぐにいなくなってしまいました…と思ったら、納屋の下に猫2号発見!
これに手応えを感じて、海沿いをさらに散策することにしました。

ダラダラ歩いていると水道局員に抜かされてしまいました。
ふと局員の方を見たらその先に動くものが!猫3号!しかし追いかけるのも何なので、ほかの猫を探します。

海沿いは農業ゾーンのようで、畑がたくさんあります。
その畑に猫4号発見!
人なつっこく寄ってきた猫4号はカラスにやられたのか、顎に怪我をしていました。獣医なんていませんから、自然治癒させるしかないんです。でも、傷口掻いたりしちゃいます。化膿しちゃってます。
背中を軽くなでてみました。結構やせ細ってました。
写真を何枚か撮らせてもらって、次に行こうと歩き始めたら、4号ついてきます。

別の畑で5号、6号、7号に出会います。
6号は警戒心が強く、近寄ってきませんでしたが、7号はわざわざ出迎えてくれました。5号は遠くで様子を見ていなくなっちゃいました。
P4300080.jpg
これ、7号です。

ついてきた4号も合流するのかと思いきや、4号はここで姿を消しました。海に向かったんだったっけ…

続いて防波堤に8号、9号を発見。
彼らを遠くから撮影したりして、しばらく遊びます。

このあたりからぱったりと猫がいなくなります。
ちょうど学校があったので、ここから集落内を散策することにします。
車も通れない細い路地、で、どこからどこまでが人の家かわからないです。写真撮りたいけど、ひとんちの敷地に入ってたらアレなのでカメラすら出せません。
あ、人がいます。こっち見てます。
前から人が来ました「こんにちは」って声かけられました。あう人あう人みんな声かけてきます。一種の防犯なんだろうかとまで思ってしまいます。

畑内に10号と思わしき猫を発見するも「あれって8号じゃない?」とそのまま通り過ぎたら、別の畑で8号を発見。あれ?じゃーさっきのは10号?
集落内は人の目がサクサク突き刺さるので、逃げるように海側に出ます。さっき猫にあったポイントにはすでに猫はいないので、別の場所に移動したようです。
時間帯によって猫がいるポイントが変わるみたいで、なかなか奥が深いです。

島中心部(1号、2号に出会ったポイント付近)に戻ってきて、ちょうど海側に出られるスロープがあったので、海側をちらりとのぞいてみたところ、なにやら動くものがうじゃうじゃと…
4匹?いや、5匹、陰に1匹と、あ、まだいた!
久々に見る猫集団。
P4300084.jpg
撮影している間に何匹か逃げちゃったんですが、浜に流れ着いた魚の死骸を食べているようです。
ワイルドすぎ。
辺り一面に小バエが沸いてます。歩くたびにハエがブワァ!って飛びまくります。虫好きハーレム状態です。

ここから船着き場に戻りました。
人と猫のふれあいがあるのかと思ったんですが、あまり見かけませんでした。猫は猫のコミュニティが存在していると言うことでしょうかね。
少し歩いていると、物陰でうごめく獣発見。もう何号か忘れてしまいました。
P4300086.jpg

続いて港を散策します。
大きな漁船が桟橋に着けられたと思ったら、なぜか中からスーツを持ったおっちゃんが出てきました。クリーニングに出してたみたいです。そう、この島には自家用車がほとんど存在しません。見かけたのはナンバーのない軽トラ1台だけです。後は自転車と手押しのカートぐらいです。
本土へは渡船かMy漁船で行くわけですね。自動車免許よりも船舶免許の方が重要ですよ、この島では。

そんなことを思ってたら子猫の鳴く声が聞こえます。ただの子猫じゃありません。この声はアレです。超子猫です。聞いたことがある人はわかると思います。母猫を呼ぶあの声です。
声のする辺りを調べてみると、漁に使う道具にかけられたブルーシートの下から生まれたてホヤホヤの猫が這い出てきてます。
おいおい、やばいだろ。すぐそこにトンビ&カラスが飛びまくってますよ奥さん!見つかったら一巻の終わりですよ。この世の景色を見ることなく死ぬのだけは勘弁ですよ。

すぐそばの日陰に母猫がいました。別の子猫がそばにいて、その世話をしているようでした。
見捨てたわけじゃなくて、単に怪しい人が来たから動かないでいると思ったんですが、さすがに子猫がかわいそうすぎたので、さっさとその場を後にしました。
手出しはできませんよ。ここのルールに従うには、あくまで傍観者に徹することです。

船着き場までの間に幼稚園があり、その隣の畑にも猫発見。近づくと逃げてしまいました。

船着き場周辺はカラスとトンビがわんさかいました。
なにやらえさの取り合いで騒いでいらっしゃいます。こんなところに猫はこないと思われます。待合室みたいなのがあるので、休憩して、出港の時間を確認。まだ30分ほどありそう。
さっきの子猫が気になるので、再度様子をうかがいに行きました。

子猫は全部母猫のそばにいました。一安心。全部で4匹だったかな。今見たら小さくてかわいいけど、この島で育つとワイルドになるんだろうな。

本土に向かう人の中に、漁師からトラフグを預かってる人がいました。「○○さん!言ってたトラフグがあったから入れといたよ。1.5。」大きなトラフグがいるんだろうな。
帰りの船に乗って、またぼけっとしてたら小中学生と先生軍団が乗り込んできました。学校大移動です。
何が起きるのか謎だったんですが、先生軍団には本日の授業が終わった人もいるみたいで「来週はタケノコがたくさんあると思いますよ」とか話されてます。どうやら今から全校生徒でタケノコ掘りに出かけるみたいです。その後しばらく寝ちゃいました。

港に着くとさっきのトラフグを見てる人がいました。「大きいなー。まだ生きてる」
いいね。ふぐ。500円で売ってくれ。

駐車場に戻ったらそこに全校生徒もいます。「1年は○○先生の車に、2年生は僕のに乗りなさい!」と指示が飛んでます。普通乗用車に乗れてしまう1学年。そのまま車列を作ってタケノコ掘りに出発しました。

姫島を後にした怪しいカメラマンは昼食をどこで取るかさんざん悩んだあげく、都市高速→太宰府IC→鳥栖JCTと乗り継いで日田で降り、山道を延々走って瀬の本に到着。
瀬の本ですよ。そう、やまなみハイウェイの。福岡から一気に熊本入りしちゃったわけです。
瀬の本から阿蘇方面へしばらく車を走らせて、池山水源方面に左折。奈落の底に落ちていきそうな道を下っていくと、右手に山水亭があります。そう、ここがあの山水亭ですよ。

毎年1回以上通ってすでに7年目に突入です。常に安定した人気を誇ってるんですが、なぜかカラオケマシンが置かれていて、地元の宴会場として使われてるようでもあります。
繁忙期は家族総出+友人知人も駆り出してものすごいてんてこ舞いになってます。
定番メニューは地鶏卵のオムライス(写真)。セットで980円です。お吸い物と漬け物とババロアが付いてきます。
P4300088.jpg
これにプラスしてだんご汁をいただきます。
ボリュームは相当あるので、調子に乗って複数注文すると食べ切れません。だんご汁も580円と安価なのでお椀に入ってくると思いきや、大きなどんぶりに入って出てきます。
P4300089.jpg
定番オムライスに飽きたらほかのメニューも試す価値有りですが、繁忙期は行列ができる上に材料がなくなっちゃって早めのオーダーストップになったりします。

食事を堪能したら、大分側の長者原に向かいます。ここの駐車場で三股山を眺めながら、一休みです。
(実は家賃を振り込もうと、電波が入りそうなところに行ったんですけど、無理でした。あー大家さんすいません。)

一休みを終えて、大分県内の嫁さんの実家に泊めてもらいます。
2日目はひとりであちこちを回る旅です。

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